コロナ禍の上に大雨が続き、心晴れる事無く夏休み(今年は各方面縮小ですが)を迎えるのかと溜息をついておりましたところに、三浦春馬さんの訃報が映像でのご活躍は余りにも有名ですが、私の若い友人などはミュージカルでの活躍に期待していて、特に"キンキーブーツ"は次回公演の機会には一緒に観せて頂こうと固く約束しておりました。残念で残念でなりませんー心からご冥福をお祈りします。

 さて前回、私達は女性として日本に生まれて良かったのかなどと終わらせて頂きました。時代によって、属する階層によって、そして何よりも環境によって様々な有利と不利があるのでしょう。家の為の結婚(これは男子にとっても同じ)、男の赤ちゃんを生めない事への責め(別に誰のせいでもありません)、栄養不足の生活で何回も出産を強いられての若死三女を出産直後に姑さんに、"恨むわよ"と言われた友、父方の祖母が兄にだけ子供貯金を積み立てているのを知らん顔しながら傷ついている無敵の少女剣士メディアや自身の目と耳で見聞きした悲しみは余りありますが、逆から見ると、これらの環境にいる男子も又、家を背負い家族を背負い"男の子だから絶対負けず"に凄まじいプレッシャーの中で生きなければならなかったのですね。そしてもう一つ女が女を苦しめている図にも気付きますー余談ですが、"働くのが嫌だから専業主婦になりたい"女性も変わらずいらっしゃるのですよねーそれはそれで頑張ってイイ方を捕まえてねーと応援させて頂きます。

 只ここ数年で社会が目覚ましく変わりつつあるのは確かですー赤ちゃんを連れた格好いいお父様の通勤姿が普通になった事などとても素敵ですね。実力も才能もある女性が、仕事と子供・家庭への思いの間で、悩みや疲れと向き合っていかなければならない現実は何も変わりませんが…(遠慮なく家事のアウトソーシングを)

 最後に、私が愛して止まない'ターミネーター'のお話をご存知の様にAIが人類を支配する未来から、抵抗軍の優秀なリーダーを生まれる前に抹殺する為にターミネーターがタイムスリップして来る物語。気楽な女子学生であったサラ・コナーが自分が未来の救世主(白人男性です)の母となる運命を知ってハードボイルドウーマンとして生きる物語です。昨年公開の'〜ニュー・フェート'、興行の点では今一つだった様ですが勿論ロードショー初日に映画館に駆けつけました。30年前と同じ、若い女性(ヒスパニック系の)が未来から来たターミネーターに命を狙われる展開しかし違いました。"私がリーダーを生むのね。"の問いに、彼女を守る為に未来から来た美しいサイボーグが応えます。"リーダーを生むんじゃないわ。あなたがリーダーになるのよ。"とー不覚にも泣いてしまいました。行動を共にしていた老いたサラの目に僅かな羨望が見えた気がしました。


長々と失礼しましたー今日もお読み頂きありがとうございます赤薔薇



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