大阪での私的名勝負 | 続プロシタン通信

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プロシタンとはプロレス史探訪のことです。

20世紀の末、一部で話題となりました「プロシタン通信」の続編をブログの形でお送りします。

(ジン・キニスキー)

 

大阪のプロレス文化、特に東京のそれとの違いって何なのかなと考えました。おそらく、深い話になると思います。以下は、自説の主張ではなく、問題提起とお捉えください。


週刊ファイトI編集長がおっしゃるには「大阪ではドギツイカードじゃないと切符は売れない」ということで、外人さんに関して言うと、東京に比べて、AWA系の方の動員力が弱いかな、なんて思ったりします。ニックなんか84年2月の対鶴田戦、良かったななんて思うんですが、74年のガニア対井上なんかは、相手が大阪人の井上だから成り立ったのではと思います。


手始めに「大阪での私的名勝負」を思いつくままにあげます。尚ここでいう「大阪」は、大阪府内全域を示します。(敬称略)


ジャイアント馬場対ジン・キニスキー(1967年8月、大阪球場)
ジャイアント馬場対ブルーノ・サンマルチノ(1968年8月、大阪球場)
ドリー・ファンク・ジュニア対アントニオ猪木(1969年12月、府立体育館)
ジャイアント馬場対ドリー・ファンク・ジュニア(1970年7月、府立体育館)
ジャイアント馬場対ジン・キニスキー(1970年12月、府立体育館)
アントニオ猪木&吉村道明対ミル・マスカラス&ダグ・ギルバート(1971年2月、府立体育館)
アントニオ猪木対ザ・デストロイヤー(1971年5月、府立体育館)
ドリー・ファンク・ジュニア対坂口征二(1971年12月、府立体育館)
ザ・デストロイヤー対マーク・ルーイン(1973年4月、府立体育館)
ストロング小林対ラッシャー木村(1973年7月、府立体育館)
ジャック・ブリスコ対ドリー・ファンク・ジュニア(1974年1月、東淀川体育館)

アントニオ猪木対タイガー・ジェット・シン(1974年6月、府立体育館)
タイガー・ジェット・シン対上田馬之助(1978年9月、府立体育館)
藤波辰巳対チャボ・ゲレロ(1978年10月、寝屋川)
ローランド・ボック対木村健悟(1981年7月、高石)
タイガーマスク対小林邦明(1982年10月、府立体育館)
アントニオ猪木対ラッシャー木村(1983年9月、府立体育館)
ジャンボ鶴田対ニック・ボックウィンクル(1984年2月、府立体育館)
長州力対天龍源一郎(1985年2月、大阪城)
ジャンボ鶴田対長州力(1985年11月、大阪城)
藤波辰巳対前田日明(1986年6月、大阪城)
ブルーザー・ブロディ対天龍源一郎(1988年4月、府立体育館)
川田利明対小橋健太(1995年1月、府立体育館)