今週は忙しかった。近くの楽しげな談笑や、遠くの笑い声を横目に、大量の、中には責任の重い仕事がある、私に割り振られた仕事をこなす。とにかくこなして人に応えられるように。しかもその人はあまり態度がよくない。自分の態度を鏡で見て、直そうと思ったことがない、あるいは単純に私の属性をみて「使いにくい」という先入観があるのかもしれない。思考プロセスは知らないが、たまに「やなやつ」と心の中で思う、誰かが私のことをそう思うときと同じく。

きつい。なけなしの思いやりで返すしかない。そして気を遣っているとアピールする。

私の仕事の全体ボリュームを知らない人は、私へ求める時間や深さに容赦ない。さっさと切り上げたい私は自然と早口になる。嫌な印象を受ける人もいるかもしれない。

そんなこと適当に自分で考えろよ、とか、ある程度オプションを自分から提案してよ、とかも思う。私が一度やると、とことん甘えてくる人もいる、メンドクサイ。

悩みを気軽に話せる人は近くにおらず、人に励まされた昔の記憶を1人遡って、自分を鼓舞する。もちろん、もう少し頑張らない、気を張らない方がいいことはわかっている。男の人は長期戦だから頑張ってない。でも少しでも「指名される」ことを期待するなら、余分に頑張っても足りないくらいなんだろう。性差のギャップを感じながらも、これが現実、これが日本と思ってギャップを飲み込む。

いやー、疲れた。
もっと普通に楽しくやれればいいのに。
いつかその日は来るさ。