皆さん読書って好きですか?

あたしは日本に居る時は殆ど興味なかったし、

全然本なんて読む暇ないくらい遊んで、

家に帰ってからは、疲れ切ってるか、

テレビばかり見ていたので、

読んでいませんでした。


アメリカに来てからは、日本と違って、

遊ぶ場所はほとんどなくて、

逆に、勉強するか、友達と語りあうか・・・

そんな事しかなかったんです。


幸いにも、シアトルには、紀伊国屋かあるんです。

そこで、最初は日本の雑誌ばかり買っていたんですが、

ある時から、本を読む事に興味を持つようになりました。


日本から輸入されるものは、

本に限らず、お菓子や日用品は

日本の定価の1.5倍くらいして、

お財布事情的には結構キツイんですが、

色々言ってられません。

嵌ってしまったものは、仕方ない・・・・


今までに本当に何冊もの本を読んだんです。

日本に居た時のあたしじゃ考えられないくらいたくさん。


好きな作家さんはイッパイ居ますが、

その中でダントツ一位は

西 加奈子さん

彼女の本は本当おもしろい。

独特の雰囲気を持っている作家さんですね。

とってもユーモアのある方です。



と言う事で、さっき読み終わって

よかったなぁと思った本を紹介します。

西加奈子さんの本ではないけど。。。


もう読んだ事のある方居ると思いますが、

唯川恵さんの「だんだんあなたが遠くなる」(新潮文庫)

主人公「萩」とその恋人「要司」、一年振りに再会した友人「いづみ」

との間に起こる三角関係・・・

読んでいない人にネタばれしてしますので、

内容は書きませんが、

ヤキモチのあたしには絶対こんな結論出せない

と思うけど、でもこんな風な答えを出せる「萩」は

素敵だなぁと、羨ましく思います。

あたしだったら、どんなに優しい彼でも、

どんなに大切な友達でも、

自分が傷つくの嫌だし、

きっと責める事ばかり考えちゃう。

でも萩は違う答えを出すんだよ。

ほとんどネタばれだけど・・・

読んでない人ごめんなさい。


文庫本で本編は200ページ程で、

とても読みやすいし、お勧めです。