東京駅周辺。
雨が降り出したので小走りに駅へ向かっていると
大きな荷物をガラガラと引きずる
白人の年配の女性とぶつかりそうになりました。
彼女が英語で『あ、ごめんなさい!』と言ったので
私も思わず『いえ、こちらこそ、ごめんなさい!』と英語で返すと
『英語話せるの?』と急いで手に握りしめていた紙を広げて
ここ、○○ホテルに行きたいのだけど・・・』
『こっちの方面だとは思うのだけど・・・』
と不安&疲れ切った表情のマダム2人組。
私も分からなかったので誰かに聞こう、
にも周りには店らしきものが何もなく
やっと1軒、何屋だか全く分からない怪しげな場所が・・・
思い切って駆け込んでみると
そこから出てきたお兄ちゃんは意外にも(笑)親切で
なんとなく、多分、だけど場所が分かったので
『私一緒にそこまで行きますよ〜』
とマダムたちをエスコート。
ボストンから来たというご婦人たち。
何度もLA⇄日本を行き来していた私にも
疲れ切っているに違いない、ということは容易に分かります。
もう暗くなっていて雨も降っていたので
疲れ切っている上に不安だったに違いないと思う。
ホテルを見つけた時の
あの安堵で満面な笑顔と『ありがとう!』の心からの言葉。
彼女たちには私が輝く天使に見えていたに違いない
彼女たちと別れた後の私は
さっきまでの『あ〜〜も〜〜やだ〜濡れるし〜〜足痛いし〜』
とブーたれていた私ではなく
足取り軽くスキップまでしそうなくらい
心も軽くなっていた。
純粋に人の力になる。
ありがとうって言ってもらえる。
結局そんなことが、一番の幸せなんじゃないか。
そんな大したことでもないけど
誰かの問題を解決するお手伝いができて
『ありがとう!貴方に会えて良かった!(←そこまでは言ってないけど。笑)
と言ってもらえるだけで
こんな風に心が満たされるのだから
現在関わっているライフコーチングは
相手の人生まで変えてしまうほどの力を持っているわけで
そんなことに関われていることに
感謝の気持ちと共に
それほどの喜びはないんじゃなかろか
と思ってしまう。
心ポカポカになりながら
雨なんか気にせず帰路についたのでした
LALA
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