久しぶりの更新です。


今日はETS手術直後のお話

手術が終わった当日の夜です。
日帰りの予定ではなかったので、術後は1日入院しました。

日帰りで受ける方もおられるそうですが、
私の場合はとても退院できる状態では無かったです。

全身麻酔を使うので、直後のトイレにはフラフラで行った記憶があるのと、肺を縮めての手術になりますので、術後数時間は酸素マスクを着けていました。

その酸素マスクを外してからがとても苦しく、
空気を吸っても吸っても酸素が入ってこない感じがして、溺れている感覚で辛かったです。

指先に脈拍をモニターする様なクリップを着けて
容態の急変をチェックしているようで、
異常を検知しているのか、何回もピーピー鳴るのと、あまりに息苦しくしているので、先生が急遽来られて、移動式のレントゲン?みたいなのをした記憶があります。
多分術後の身体の中で出血を起こしていないか見たんだと思います。

その後、容態は安定し、病室も消灯になりました。

まあ当時若くバリバリですので、当然直ぐに寝ることも無理で、ボーっとしていましたが、
ふと手術した右手どうなった?と思い出したと同時に、右手に汗がジワーっと。
この感覚…手汗に悩んでる人わかるはず。

最悪…汗掻くんですけど。
両手を合わせました。


えっ??


左手がベトベトなのが右手で触ってわかる…

右手は汗をかいている感覚は有りますが、
実際には全く汗をかいていませんでした。

本当に感動しました。

ちなみにその日だけですが、右手が異常に熱かったです。汗を掻く感覚もこの日以降はほとんど無くなりました。


次の日の朝、看護士さんがやって来て、
ベッドのシーツを見るなり、前までこんなに汗かいてた?
と聞かれました。
その時は看護士さんが何を言っているのかがわらからなかったですね。


また続きは今度で