私の住んでいるA国ではあまり食事療法は一般的でない。

主治医に言ったところ、「好きなようにしていいよ。」と返された。

まあ本人も知識がないし、もともとは移植専門医でもあるので、仕方ない。

 

数年前に尿毒症のような症状が出た時、これはやばいと

初めて真剣に食事療法について考えた。

主治医も、このままクレアチニン値が上がっていったら

2年以内には透析かもしれない、そのことを考えておいてと言ってきた。

今でこそ詳細は思い出せないものの、当時の精神的ダメージは相当強かった。

毎日誰かのブログを読んだり、検索したりしていたように思う。

 

とりあえず始めるしかない、

そう思って、日本から低たんぱく米や低たんぱくパスタ、うどんを取り寄せて

自己流で最初の数か月、頑張った。

 

辛かったのはまず、コーヒーの牛乳抜き。

これに慣れるのに6週間はかかったかもしれない。

 

次に、パンをやめる事。

これも辛かった。

パンがどうしても食べたいと言うより、代替品がないから。

 

ここは今ではグルテンフリーと言って、小麦グルテンのない商品はいっぱいあるけれど、

当時は段ボールのような味わいのパン(でも1枚たんぱく質2gはあった)を

6枚で8ドル、円になおすと640円も払わなければいけなかった。

手作りもしてみたけれど、失敗するたびに疲れていった。

(何せ、子育ての一番大変な時期でもあった・・・子供が3歳5歳の頃。)

 

しかし数か月すると、だんだん頭で換算できるようになってきた。

私の生活スタイルでは細かく計算するのは無理があったので、

だいたい~gという感じでやっていた。

 

そして数か月後、1年ほどにわたってクレアチニン値が安定。

主治医にも「何をしたか知らないけど、とにかく良かった!」

と言われ、また食事療法が適当になっていく...。