企業Aの株価が100円と仮定し、この企業Aの配当と優待の利回りが5%とする。
この株式を1年間持ち続ければ5%のインカムゲインが発生し、5円の収入が得られる。
投資額は100円なので、この時点で実際の収益金は95円となる。
同じように3年間持ち続ければ、通算インカムは15%となり、15円の収入となる。
投資額は100円なので、この時点で実際の収益金は85円となる。
なんのことかというと、
3年間でみた場合、許容できる株価は85円まで値下がりしても収益はゼロとなり、マイナスをくらうことはない。
10年スパンで考えれば、通算インカムは50%となり、50円の収入となる。
ここまでくると、株価が50円まで値下がりしても収益はゼロとなり、マイナスをくらうことはない。
つまり、長期で投資すればするほど投資額が目減りし、さらに実収入も得られるという算段になる。
この発想でいくと利回り5%の銘柄は、実質的には10%(インカム+5%、実投資金額+5%)の利回りであることがわかる。
10%の利回りということは、10年持ち続けたあとはキャッシュがキャッシュを生み続ける銘柄に転換することがわかる。
10年以上も健全な状態を確保し続けることは難しいかもしれないが、インカムゲインのあり/なしで将来のキャッシュフローが大きく変わることに留意したい。
そして、インカムゲインのない銘柄は長期投資には向かないこともわかる。