メールマガジンは続けていたものの、このブログの更新をずっと怠っていました。

でも、今回あるきっかけで反省しましたので、掲載していなかったものをどんどん
載せていきます。一気に50回分くらい上げますので行間が詰まったままですが、
その点はご容赦ください。          2011年10月21日 黒崎




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◆【旅のものがたり】
        株式会社いい旅ホームページ  http://www.etours.jp
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2011年5月20日号
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おはようございます。株式会社いい旅の黒崎です。

「旅のものがたり」は、素直な好奇心で、先入観なく世界や日本のことを
楽しもうと始めた企画です。雑学や話のネタとしてお楽しみください。

題材は基本的にいい旅のツアーから選んでいますが、時々日本の話や旅と
は関係ない話も登場します。

それでは早速、今回のものがたりをご紹介しましょう。

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【第85回】

           「たくさんの名前」


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ある大陸に、たくさんの民族が暮らしていました。

土地をめぐって争いを繰り返し、時には民族がくっつき、時には分かれて、
長い年月の間に住む場所が変わっていきました。

住む土地が決まると、人々は国をつくり、自分たちで名前をつけました。

たくさんの民族があったので、たくさんの名前が生まれました。


その中に、ひとつの国なのにたくさんの名前を持つ国があります。


もとは大きな川に沿って生まれた文明だったため、別の国からは「川の向こ
うの国」と呼ばれていました。


川の名前は「インダス」、古い言葉では「スィンドゥ」といい、それが少し
変わって「ヒンドゥー」となりました。

国や土地のことは「スタン」といったので、「インダス川の向こうの国」と
いう意味で、「ヒンドゥスタン」と呼ばれるようになりました。

これが伝わって「ヒンドゥー」という言葉がその民族を表す言葉となり、
彼らの宗教もヒンドゥー教と呼ばれるようになりました。


それが外国に支配された時代にまた少し変わって、「インド(INDIA)
」と呼ばれるようになりました。


こうして、本当は別の名前があったのですが、まわりにつけられた名前の
方がすっかり有名になってしまったのです。


たくさんの名前を持つ国、インド。


正式には「偉大」という意味の「バーラト」という名を持ちますが、インダス
川の西の国、古代ペルシアによってヒンドゥスタンと呼ばれるようになり、
その後インドを支配したイギリスにより、英語では(INDIA)と呼ば
れるようになりました。


ほとんど大陸とも呼べるほどの広大な国土を持つこの国は、名前に限らず、
ひとつの国とは呼べないほどの多様性を持っています。


訪れた際には、たくさんの名前を持つ国の、様々な魅力を感じてみてはい
かがでしょうか。


▼もうちょっと知りたい!

※中央アジアには、ペルシア語で国や土地を表す、「~スタン」と呼ばれる
国がたくさんあります。

カザフ人の国、カザフスタン。アフガン人の国、アフガニスタン。
トルクメン人の国、トルクメニスタン。ウズベキ人の国、ウズベキスタン。
タジク人の国、タジキスタンがそれらに当たります。

※ここにインドを加えるなら、ヒンドゥー教徒の国という意味のヒンドゥ
スタンという名になりますが、インドの正式名称はサンスクリット語で、
バーラト・ガナラジャ(Bharat Ganarajya)といいます。


▼オマケの話

※ちなみにパキスタンというのは「パーク(清浄な)国」という意味だそう
で、1947年インドがイギリスから独立した際に、パキスタンもイスラム
教国としてインドから独立しました。

この時パキスタンはインドを挟んで西パキスタンと東パキスタンに分かれて
いましたが、東パキスタンはその後1971年に独立し、バングラデシュと
名前を変えました。

言語の違いや、西側に偏った政策による不満が原因とされています。

バングラデシュというのは、ベンガル語で「ベンガル人の国」という意味です。


※インダス川の流域に発達したインダス文明は、インド亜大陸の最初の文明
で、紀元前2500から紀元前1800年頃に栄えたとされています。

鉄はありませんでしたが青銅器が用いられ、焼レンガによってつくられた水
洗トイレなども備えた都市があったようで、ハラッパーやモヘンジョダロと
いった都市名が有名です。

象形文字であるインダス文字は、発見された文章が短いものばかりであるた
め、古代マヤ文字を解読したチームの力をもってしても、現在も未解読だそ
うです。


▼これであなたも物知り博士?

「インドに関わる次のもののうち、世界に占める順位の高いものは?」

A.ヒンドゥー教徒の数
B.ヒンディー語を話す人の数
C.住む人の数




答え:住む人の数

ヒンドゥー教徒は全世界で9億人といわれ、キリスト教徒(20億)、イスラ
ム教徒(11億)に次いで第3位です(ちなみに仏教徒はアジア中心に4億人)。

ヒンディー語を話す人口は4億人ほどとされ、中国語(13億)、英語(5億)
に次いでこれも第3位です(正しくは「ヒンディー」で言語を表し、「ヒンディー
語」は誤り)。

インドの人口は約10億人で世界第2位です。

ちなみに1位の中国は、2000年の統計で13億人とされていますが実際に
はもっと多く、現在は15億か17億ほどに達しているのではないかともいわ
れます。


▼編集後記

明日から、出張でインドへ行ってきます。

インドへ行った人は、また何度でも行きたくなるか、もう二度と行きたくない
と思うか、どちらかに分かれると聞きます。

インドは今回初めてなので、自分がどちらになるか興味があります。

来週も「旅のものがたり」は届きますが、その時私はまだ帰りの飛行機の中で
すので、結果はその次にお知らせしたいと思います。


今インドは一番暑い時期だそうで、気温は40度を軽く越えるそうです。

いい旅のインド人スタッフ、ラケシュ君がアドバイスをくれましたが、「今の
時期に行くのは間違ってると思う。」というものでした..。

そこはどうしようもないので、とりあえず行ってきます。


▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓

「名前など、まわりが後からつけるもの」


最後までお読みいただき、ありがとうございます。


★次回 旅のものがたり

「おめがね」(仮)


それでは、次回の「旅のものがたり」をお楽しみに!

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「旅のものがたり」  

発行者:株式会社いい旅
執筆 :黒崎 康弘
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