山陰の旅 安来から松江へ | 今日も まっ晴れ! 鉄道回顧録

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 山陰本線の蒸気機関車も終焉の頃になると、米子区のD51は浜田区に集約されて、米子-出雲市間に運転されている蒸機牽引の貨物列車は2往復のみとなってしまいました。

 山陰本線でも同区間は街中のゴチャゴチャした所を走っていて写真的にはイマイチな区間なのは今も変わりがありません。この区間だけをわざわざ撮りに行くには腰が重かったのですが、現役蒸機終焉のこの頃になるとそんな贅沢も言ってられなくなり、日帰りで撮影に行くにはこの区間に行くしかありませんでした。

 

 そんな訳で同区間ではどうしても線路際で撮ることが多く、比較的背景が整理されている揖屋駅の下り方で563レを2度ほど撮りました。

 

山陰本線 揖屋-松江 1974年10月10日

 

山陰本線 揖屋-松江 1974年10月5日

 

山陰本線 揖屋-松江 1974年10月10日

 

山陰本線 揖屋-松江 1974年10月5日

 

 米子から松江までの間では、安来の西に伯太川と吉田川・飯梨川の3河川がお互いに直ぐ近くを流れていて、同区間ではまだ風光に恵まれた場所でした。

 

飯梨川

山陰本線 安来-荒島  1974年10月5日

 

伯太川の866レ

山陰本線 荒島-安来  1974年10月5日

 

 揖屋駅で563レを撮ったあと、米子操車場へ戻ると863レのD51がDF50の横でブローを利かせて発車を待っていました。

 

 風向きが悪く、自ら吐き出す煙でD51の機番すら確認することが出来ませんでした。

山陰本線 米子操車場  1974年10月10日

 

 この両日の旅程は日帰りだったので、帰りの時間を考えると863レの発車時刻まで待つのは出来なくて、このカットがこの日撮ったフイルムの一番最後のコマでした。

 

最後まで御覧戴いて ありがとうございました。