電車の中で、語学を強化するとします。
どっちが、上達しますか?
Aさん:
・単語帳や文法帳で、新しい知識を増やす
Bさん:
・何も持たない
・頭の中で、知ってる言葉を繰り返し朗読する
私の投稿を読んでくれる人なら、正解はBだとわかると思います。
理由は、わかりますか?
「熟達する」からです。
Aさんは、知識が増えても熟達してません。
熟達してないものは、技術として使えないのです。
言語は、技術です。
でも、Aさんはどうしてこんな勉強法をするのでしょう?
それは、理数系の考え方に根差しているからです。
今は高等数学をやっている人が、毎日小学校の算数から復習したらどうなるでしょう?
---無駄です。
では、どうしてイチローとか大谷翔平は毎日キャッチボールや素振りをやるのでしょう?
無駄ですか?
言語は、理数系学問とスポーツ、どっちに近いでしょう?
ここがわからない人が、迷宮に迷い込むのです。
「外語難民」のほぼすべてが、この間違った前提で試行錯誤しています。
第一課の内容に熟達していなくても、理解をしたら第二課に進みます。
「知識を増やすことが上達」と言うカン違いから迷宮に迷い込むのです。
理数系的学問と同じ方法で語学を習得しようとしてる限り、この迷宮から抜け出せません。
Bさんは「熟達」の果てに「技術」を習得し、上達に至ります。
Aさんは「知識」を増やしてもそれを使いこなす技術がないため、実力はまったく初心者のままです。
だから、誰かが「80歳のおばあさんが突然英語をしゃべりだした」などと誇大宣伝をしても信じてしまうのです。
80歳でも、暗記により知識を増やすことはできます。
しかし「知識が一定量を超えればしゃべれる」のではないのです。
「翻訳知識を増やす」のではなく「外語の連携をつなぐ神経のネットワークを作る」訓練が必要になります。
その訓練をしていないAさんやおばあちゃんが、暗記に頼って今後どんなに知識を増やしてもしゃべれるようにはなれません。
運動力学の知識を累積すれば突然乗れるようになると思うなら、一生乗れません。
自転車に乗れるようになるまでは、何度も反復訓練が必要です。
*電車の中だと怪しすぎるので、黙読しましょう(笑)。
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