房総族としての責務
我ら房総族(千葉県をこよなく愛すもの)としては、暇があるのなら千葉の魅力を全身で感じて、かつ発信する意義があると思うのです。ということで今回は、冗談抜きの千葉の秘境へ足を踏み入れてきました。そのルポです。どうかお付き合い下さいm(_ _)m4/30(木)前に伊豆まで普通電車で行った時に申請したJRの学割が1枚残っていることに気が付きました。学割の使用期限を見ると明日までということで、これは勿体ない。と思いみどりの窓口へと駆け込んできました学割を知らない人に向けて説明すると、JR全線の乗車券が2割引になる、ちょいオトクなサービスです。学校最寄りの上野駅構内にあるATMで切符代の2000円をおろし、窓口へ。20分ほど並び、係員さんに5/2から有効の乗車券を要求すると、いとも簡単そうに専用の機械を叩き発行してくれました。料金は学割を効かせて1670円。どこまで行くのかは、後で記載します。5/1(金) 夜GW初日の明日(5/2)に旅行を決行するので、それの準備をします。スマホは雑念なので、事前にSiMをガラケーへと移し替えて最低限の連絡と軽い写真撮影のみできる状態にしておきます。いわばデジタルデトックスの類ですそしてスマホがなければどうやって旅程の確認と地図を見るんだ。という所ですが、工程自体は全てメモ帳に、地図は国土地理院から印刷してまとめたのでなんら不便な点はありません。多少のWeb検索であればガラケーでも出来ますし。ということでまとめたのがこちら。我ながらよく出来た旅程表だと思ってます。これならスマホがないと発作を起こす現代人でもなんら不満はないと思います。では改めて工程をまとめます。家の最寄り駅から鴨川の1つ手前、安房天津駅(あわあまつ)まで普通電車で向かい、その後は房総の山間を歩き、山の上にあるパワースポット“清澄寺”(せいちょうじ)とガチモンの穴場、“四方木不動滝”(よもぎふどうたき)を巡り、最終的には大多喜町の上総中野駅から小湊線に乗り、家に帰るというルートです。徒歩で大体23キロぐらい歩きます。足腰を今のうちに強めましょう。では実際に歩いていきます5/2 (土) 出発日7:50の電車に乗るはずなのに軽く寝坊をし、学校のある平日の朝と変わらず最寄り駅までダッシュしました。乗り遅れると頑張って作ってきた計画が最初から破綻してしまいます。なんとか電車には間に合わせ、千葉の湾岸沿いを目指していきます。そしてなかなかの混みよう。西船橋で立っていた人達が一斉に降りましたが、また同じ数が乗ってくるので混んでいることに変わりません8:07 南船橋駅に到着。乗ってきた電車は海浜幕張止まりなのでここで乗り換えて蘇我へと向かいます。8:15発 各駅停車の蘇我行きです。乗ってきた武蔵野線は、南船橋とか幕張に行きたい埼玉県民と千葉県民でバカ混みでしたが、この電車はスカスカで助かります。そして終点まで乗車。20分ほど揺られたら蘇我に到着です。蘇我から更に南下するため外房線へと乗り換えます。乗るのは上総一ノ宮行きです。沿岸部を走るからなのか、はたまたJRの懐が寒いのかは定かではありませんが前面のシールがボロボロの域を超えて白色に戻ろうとしています。光の加減の問題ではなくて、本当にボロボロなんですよね。ついでに窓ガラスも汚いです時間通りに蘇我を出ました。まだ朝の早い時間ですが立ち客もチラホラと。駅を出た後はターミナルらしくポイント通過でガタガタと車体を揺らします。そこから先は景色が一変。さっきまではオシャレタウンだったはずの千葉がただの芋臭い片田舎と化して行きます。(田舎は褒め言葉)政令指定都市こと我らが千葉市を抜けると、大網、そして茂原。茂った原っぱとは書きますが、茂原を抜けると、その先にまともな街はありませんそして蘇我から40分、一宮町の上総一ノ宮駅に到着。一ノ宮は1回だけ降りたことがあるのですが、駅前にはセブンとツルハドラッグしかなかったイメージです。さぁそしてここからが本題です。9:23発の安房鴨川行きなのですが、今まで乗ってきた8両編成の電車から4分の1‼️2両編成の電車へと乗り換える必要があります。しかも殆どの人が乗り移ってしまったので朝ラッシュ並みの混雑具合で旅情もクソもありません。乗ってきた電車の運転士さんと駅員さんが「イヤァ今日もパンパンですねェ笑」とか話していたのが印象的でした。まぁこれに乗らないと目的地には着けないので仕方なく体を押し込みます。せっかく遠出してるのにこんな所でも通学を思い出させるなんて要らないサービスです。そして出発。ワンマンなので面白みのない自動放送が車内に流れますただその混雑も駅へ止まる毎に4人ほどが降りていき、少しずつマシになっていきます。そして勝浦を出ると空席も出てきました。椅子に座り、首を180度曲げて景色を楽しみます。勝浦から先は特に太平洋の海がよく見えるのです。千葉県民の耳にはホテル三日月のcmがこびり付いてるとおもいますが、ここ勝浦と小湊は海岸際ギリギリに三日月が建てられています。将来は家族を三日月に泊まらせてあげたいですそして時と景色は流れ、安房天津駅へ到着しました。2両の短い電車が終点の安房鴨川へトコトコ走り、小鳥も鳴いているなんて最高な環境じゃないですか。これこそ千葉のローカルという感じです。一度駅から出てみました。絵になる駅舎ですね。駅前では地元の若いお兄さん達が声をかけあって祭りの設営をしていました。都会でサラリーマンをやるより、こんな空気の美味しい山と海に囲まれた街に住んで一生を終えたいものです。とは言え着いたのは10:40ということで数少ない飯屋もまだ営業していません。ここから天津の浜辺までは近いのでちょっと暇を潰してきました。そしてこれがまた超綺麗なんですね。日頃見る水といえば、印旛沼や手賀沼のお世辞にも綺麗とはいえない濁り水なので、こんなオーションブルーという言葉が合う海も久しぶりです。やっぱチーバくんの太平洋側は至高ですよそんなこんなで11時半、そろそろ暖簾を上げてくる頃合いなので一度街へ戻りました。すると、バス停の近くを歩いていたらおばあちゃんに話しかけられました。「あんたァ天津の人??」どうやら僕は街に溶け込んでいたみたいです。ちょっと嬉しい。松戸から来たと言うとおばあちゃんは驚愕。話を聞いてみると足腰が痛いからたったの停留所2つだがバスに乗って整骨院に行くんだそう。ちなみに僕と歩幅がほとんど同じでしたよ。元気そうすぎて本当に痛いのか疑問になってくるほどのパワフルさです💪🏻若いですねー!と僕がいうと、始まりましたこの年代おなじみ何歳か当ててみろゲーム。自信がありましたよ。60!というとまさかの96。一回りどころじゃない大誤算です。天津の人は不老不死なんですかそんなことを話しているとちょうど良いタイミングでバスが来ました。おばあちゃんは軽々とした足でバスに乗り込み、行ってしまいました。長生きしてほしいものです(*-ω-)そして昨日の夜から事前にマークしておいた定食屋の「明星軒」へ伺いました。大通りから一本逸れた地元の道にちょこんと位置し、店内にはGW初日の真っ昼間からアルコールを投入する町内会のおっさん達で活気がありました店主のあんちゃんも気前がよく、もうこの町の雰囲気が好きです。僕はカツ丼を注文。待っている間に荷物の整理等をしていたら町内会の顔を真っ赤にした長的な人に話しかけられ、第一声に「兄ちゃん松戸から来たの」え?そんな松戸らしい雰囲気醸し出していたか?と思ったら、来ていた服の裏に松戸魂とプリントされていたのが理由でした。松戸を背中に背負っています。(ドンキで買いましたヨ)そんなこんなでお手製のカツ丼が着丼こういうのでいいんですよね。カツがザクザクだと思ったら脂もしっかり乗っていて食べ進めるほど食欲が増します。これからの過酷すぎる工程の為にスタミナをつけておきます。食べている間にも町内会の長に「ここ(明星軒)の飯は美味いだろゥ?」等々話しかけられました。流石昼飲み組です。こういう絡んでくれる人、僕は大好きですよ美味しくいただきました。ご馳走様です(人´∀`*)ここからは第1目的地の清澄寺へ徒歩で向かっていきますよ!天津から向かう方法はただ1つ、県道81号線を北上するのみです。乗ってきた外房線の踏切を渡ります。清澄街道なんて粋な名前をしています。渡るとすぐに看板が。僕の目的地が、しかも徒歩表記で全て示されています。さすが千葉県。さすが鴨川市。一生着いていきます。清澄寺まではおよそ6キロ75分とありますが、駅から寺までの標高差は実に300メートルでジワジワと長い坂道をのぼり続けるような道です。キツイ!歩き始めて30分、ちょうど正午です。この時点で既に太平洋が顔を覗かせています。この日は雲ひとつ無いアホみたいな暑さで体力がみるみるうちに吸われていきます。上総一ノ宮駅で乗り換えの際に購入したアクエリも半分を切ってちょいピンチですまたある程度歩き進めていると、歩行者は旧道を歩けとの案内板が。後から分かりましたが、ここ県道81号線は専用のループ橋が出来たばかりで我々歩きの人間は、傾斜が急な山道を歩かなければなりません。ま、車道と比べると距離は少し短縮できたので助かりましたけどネ。ついでに歩いている途中にあった公衆便所をご紹介。トイレと書かない時点でだいぶ雰囲気がアヤシいですが、好奇心に駆られ少し覗いて見ました。Wow。自然に帰りかけた便所です。すぐに引き返しました。その後直ぐに猿と鉢合わせました。なんですかこの県道は。ふれあいロードですか?それに暑いし人通りは一切無いしで…ある意味非日常ですかね?すると奥になにか人工物が見えてきました。ガラホで調べることはできなくは無いですが、それ以前に電波が入らないのでただの低画質写真撮影機と化していますただ、目的の寺らしいものは捉えれたのでモチベがちょっとアップそしてそのままひたすら歩いていくとついに清澄寺へ向かう道が現れました県道から1本外れた急な階段を上るとこの景色ですよ疲れという疲れが吹っ飛びました。千葉県は47都道府県の中で最も標高が低いです。だからこそ、ちょっと山を登るだけでこんな絶景を見れるのは僕が誇る千葉の魅力です。それに熊もいませんし。(笑)そして仁王門へ到着。一礼をして敷地内へそしたらビックリですよ。GWだというのに訪れた人は僕以外に家族1組だけで今日が平日なのかと疑うほどの閑散っぷり。駐車場もスカスカですその後は道順通りに参拝を。日頃の健康を神様に感謝した後は国の天然記念物、清澄の大スギの説明を読みふけり。せっかく時間とお金をかけてここまで来たのにゆっくりしていかないのは勿体ないと思い、少し奥の方まで足を伸ばしてみました。するとボヤけてて分かりにくいですが、奥から白い猫がこちらへ歩いて向かってきました最初は威嚇されて引っかかれると思ったのですが、めっっっちゃ人懐っこい猫!!!首輪が付いているので恐らく寺で飼われている猫なのでしょう。人間への甘え方をコイツは熟知しています餌なんて持ってないのにとことんついてきて足元で寝転がってきます。いい写真が撮れました。奥には道の途中で見えた謎の人工物が。Google先生曰く仏舎利塔(ぶっしゃりとう)と言うそうです。本当は清澄寺を13:00に出発しようと思っていたのですが、このニャンちゃんのせいで30分も使ってしまいました。お陰で余裕があったはずなのにだいぶタイトなスケジュールへと変貌してしまいましたニャンちゃんに別れを告げて、仁王門まで戻ってきました。近くでお守りが販売されていたので交通安全をひとつ購入。こういう所にはお金を惜しまないタイプの人間です。そして門をくぐり、目の前に軒を連ねるお土産屋さんへ足を運びました。ここらへんはきゃらぶきという春の山菜、“ふき”を煮詰めた佃煮が有名だそうで、土産屋の看板にも山の幸きゃらぶき!ってデカデカと書いてあります。特に理由はありませんが、右から二番目のお土産屋の平四郎商店にお邪魔しました。まずネーミングセンスから神がかっていますよね。令和の人には到底付けることは出来ない店名ですこんにちわ〜と入店すると奥から物腰柔らかなおばぁちゃんが対応してくれました。僕がお土産できゃらぶきが欲しいと話すと、丁寧に味の違いについて説明してくれたり、世帯構成によってはこっちの味が良いよ〜。まぁ私は濃い方が好きだけど等々和ませてくれました。その後も話は盛り上がって、今回も来ました。私は何歳でしょうかゲーム。安牌で60歳!と言うとまさかの92歳何回でも言いますよ。天津の人はパワフルすぎます。ちなみに若さの秘訣はおばぁちゃん曰く、日蓮大聖人のお陰だそうですよ。清澄寺パワーがすごすぎます。そんな感じでアクエリときゃらぶきを買って店を退店。心が暖かいです。この時点で14:00。電車に間に合わなかったらどうするんですかね?そしてこの後は四方木不動滝へ向かいますよ!(中途半端だけど投稿しないと頻度が落ちてしまうのでひと区切りつけます。)次回は誠意製作中d('∀'*)