算命学10分レッスン(31日目)

 

干支番号25番 戊子(ぼどのね)

 

戊子を自然化に例えると、戊は陽(大きな)の土質ですから山を意味し、子は北方の水を意味します。

山の下に水があり崩れやすい環境にある山と見ます。しかし、高地でも地下水脈が豊富なため、土が潤っているので、作物などを育てる力を持っています。

崩れやすいところから、人間の性情としては、感情が激しく気分屋で言うことがころころ変わり、周りの人から理解されなくなります。

しかし、財運には恵まれ、どんな貧しい家庭に生まれたとしても一代で財をなすでしょう。また、器用さがあり、どんな仕事にも適応して行けます。

そのため、金儲けが目的となり、職業がその手段となりやすく、たくましく生きて行く反面、同時に危うさも抱えて生きて行くことになります。

自立運が強く、常に独立独歩の気概を失わず、強い意志の力で生きて行くので、親の後を継いだとしても、自分の代で親から受け継いだ財産を何倍にも増やすでしょう。

また、努力に関係なく人の財産をそっくりもらうこともあるでしょう。

この干支の子供が生まれた場合、育てる親は、例えどんなに幼少であっても、一人前の人間として扱うことが大切です。

また、親兄弟などの肉親との縁が薄くなるとともに、人生を無から始めなければならないことが多くなります。

苦労が多く、自分の負担も重くなりますので改善策を講じたほうが良いようです。

 

復活愛、それは失われた愛を取り戻すことですね。男と女の関係は、大きく4つに分けて考えられます。出会い・恋愛・結婚・結婚生活です。そのどの段階で愛が壊れたのか、により算命学では原因を探し出し、復活愛が叶うのかどうかを判定し、復活させるための指針を示すことになります。

まず、最初の関門は出会いです。その出会いの良し悪しは、あなたと彼の陰占命式から導き出したある指数を使います。(指数の計算方法はここでは説明が長くなりすぎるのでカット)。出会いから恋愛へと進めるカップルもいれば、恋愛へと発展しないカップルもいます。次に恋愛関係から結婚にまで行き着けるかを別の指数を算出して占います。このように4つのそれぞれに、うまく行く行かないを占う指数があります。

そこで、どこで2人の関係がおかしくなったかを見てみますと、理論上はその1段階前にまでさかのぼって対策を講じれば良いことになります。

つまり、恋愛はうまく行き、せっかく結婚したのに結婚成生活がうまく行かず別れてしまった。恋愛はうまく行ったのに、なかなか結婚まで行きつけず、何となく疎遠になってしまった。などなどです。この事例の場合、恋愛時代にまで遡って、未来であった結婚や結婚生活を占えばよいのです。

では、彼(彼女)の恋愛感情が暗転する前の段階では、どうすれば良いのでしょうか。

それは、彼(彼女)の手の内を知り尽くす、ということです。恋愛指数が低いのに、あなたが思い込みで彼(彼女)の愛を信じていなかったか。彼(彼女)はどんな異性に惹かれる人なのか。

そして、算命学で個人の行動領域を見る宇宙盤占いで、重なり合う部分があるかないか。などを判断基準に、少しでも可能性があるのなら、復活愛は可能です。しかし、算命学の陰占命式で、2人に共通部分がない場合は、残念ながら愛は復活せず、あなたは苦しさだけをひきずることになります。

あなたと彼(彼女)の持っている宇宙エネルギーが、全く異質なものであれば、お互いが惹き合うことはないのです。その反対に、共通の宇宙エネルギーを持っている者同士なら、紆余曲折はあっても、何度でも愛は復活可能です。ここをちゃんと見極めるられれば、あなたは愛の達人になれますよ。