算命学10分レッスン(31日目)
干支番号25番 戊子(ぼどのね)
戊子を自然化に例えると、戊は陽(大きな)の土質ですから山を意味し、子は北方の水を意味します。
山の下に水があり崩れやすい環境にある山と見ます。しかし、高地でも地下水脈が豊富なため、土が潤っているので、作物などを育てる力を持っています。
崩れやすいところから、人間の性情としては、感情が激しく気分屋で言うことがころころ変わり、周りの人から理解されなくなります。
しかし、財運には恵まれ、どんな貧しい家庭に生まれたとしても一代で財をなすでしょう。また、器用さがあり、どんな仕事にも適応して行けます。
そのため、金儲けが目的となり、職業がその手段となりやすく、たくましく生きて行く反面、同時に危うさも抱えて生きて行くことになります。
自立運が強く、常に独立独歩の気概を失わず、強い意志の力で生きて行くので、親の後を継いだとしても、自分の代で親から受け継いだ財産を何倍にも増やすでしょう。
また、努力に関係なく人の財産をそっくりもらうこともあるでしょう。
この干支の子供が生まれた場合、育てる親は、例えどんなに幼少であっても、一人前の人間として扱うことが大切です。
また、親兄弟などの肉親との縁が薄くなるとともに、人生を無から始めなければならないことが多くなります。
苦労が多く、自分の負担も重くなりますので改善策を講じたほうが良いようです。