早速ですが、今回は「手土産」ではなくて「おもたせ」を中心にした選ぶ際のポイントとコツをお伝えしますよ~💕


手土産とおもたせの違いについてはこちらをご覧くださいね♪

今回は「すでに何度かお邪魔したことがあるお宅」を想定しています。

 

というのも、「まったくの初めての訪問」で関係性がまだ浅いお相手と
「何度かお邪魔したことがある」という親しい間柄では、これまた選ぶポイントが変わってくるからです。


気心が知れたお相手を訪ねるときには、お相手の嗜好がすでに分かっている状態。
当たり前ですが、こうした時には「相手の好みにマッチしているかどうか」

「会の趣旨や内容に違和感のないものかどうか」というのを最優先事項で考えます。

 

たとえば、『とらやの羊羹』といえば、押しも押されもせぬ手土産ランキング上位に鎮座する名店のお菓子です。
こうした商品はどちらかというと、礼儀が重んじられるシーンの方が相応しい。

もちろん、訪問するお宅の嗜好が和食が好き、和菓子がすき、お抹茶をよく頂く...などあれば『とらやの羊羹』はうれしいギフト♡です。

ただ、「いつもお邪魔するとワインを振舞ってくれる」とかティータイムの訪問時では「紅茶か珈琲を勧めて頂く機会が多いな」ということがあれば、「おもたせ」前提のチョイスに羊羹はあまり入ってきません(とはいえ、ワインやコーヒーに合う和菓子というのも存在するので、一概には言えませんが)。

 


となると、「なんどもお邪魔したことがある」お宅ならば、だいたいの嗜好が分かっているわけですから、それにマッチするものを選択するのがベスト。
その上で、次に考えるのは「招かれているのは自分ひとりなのか、他にも誰かいらっしゃるのか」ということです。

明らかに自分一人、といことなら主催者じゃなくても人数が把握できているので、例えばカットケーキやカップデザートなどでもOKですが、そうでない場合はパウンドケーキ型のものなどの
「切り分けるのがカンタン」

「人数に合わせてスライスできる」

「冷蔵庫に入れる必要が無い」(←意外とコレは大事なポイントなんですよ)

ものを選ぶか
「クッキーアソート」や「チョコレートアソート」など、
ひとつひとつのサイズ感がこぶりで、でも数が豊富で、やはり常温保存できるものがお勧め。


招かれた人の人数が多かった場合、みんなが手土産(おもたせ)に「冷蔵が必要なもの」を持ってきてしまうと、奥様ないしその日に台所を預かる方は大変な思いをします。
だって、自宅の冷蔵庫がそんなにそうそうやってきた皆さまからのお土産を何の工夫もせずにどんどん詰め込むことができるほど、「中身がカラ」ということはまずないのですから。
ましてや、誰かを招こうという日はその日に提供しようと、奥様が腕を振るって準備してくれたお料理が冷蔵庫でスタンバイしていることも多いのです。

 

となった場合、奥様は来訪者からお土産を受け取る度に冷蔵庫の中身をあっちへ移動させ、こっちへ移動させ...とテトリスを繰り広げなくてはいけなくなってしまう。

 

なので、その場に集う人数が把握できていないときは「常温でおいておけるかどうか」は一つのポイントになります。


そうした際も、「初めてお邪魔するお宅」ではリビングの規模感などがまったく分からないので最大人数が更に想定しにくいですが、何度もお邪魔していれば、「最大でも6名かな...」などの予想ができます。

予想ができれば、また選ぶ際のポイントが絞りやすいですよね♪

 

 

写真は大好きな赤坂にあるリベルターブルさんのフォアグラサブレ💕
お薦めです✨