さてさて。

わたくしには頻繁にお宅にお邪魔させていただく
とっても大好きなあるご夫婦がいらっしゃいます。

ご夫婦がとっても素敵なカップルであることもさることながら、
とてもとても居心地の良いお宅で。

さらに奥様がお料理上手のおもてなし上手のセンス抜群の美人という...

もう、右に出る者はいないのでは?!

という感じなのですけれど。

そのご夫婦のお宅にお招きいただくときは、
自分もご相伴に預かることになるのが分かっているので「おもたせ」として「手土産」を持っていきます。


場合によっては「手土産」と「おもたせ」の両方を持参することもあります。

 

そう、本来は来訪者が持っていくものはすべて「手土産/お土産」です。

 

では、「おもたせ」とは?


来訪者がそうして持ってきてくれたものを、
受け取った側がその場で一緒にいただこうとするときに

「おもたせで恐縮ですが...」など一言添えて提供するもの。

そう、「おもたせ」は本来あくまで受け取り側が使うことば。

 

そもそもは、「持ってきていただいたものをそのまま出すのは失礼」。

という考え方が中心だったので、おもたせの場合には前置きにちょっとお詫びのような文言が入ります。

でも、今はポットラック形式 ... いわゆる「持ち寄り」が一般化したこともあり、持ってきたひともその場で一緒にいただくことが増えましたね。

 

とはいえ、例えばビジネスシーンで訪問先に手土産を持って行って「おもたせです」なんて言うのは避けましょう(笑)。暗に「お茶請けにコレ出してね!」と、お茶とお菓子を催促しているようなものですから。


ですので、先に少し述べた「手土産」と「おもたせ」の両方を持っていくことがある、というのは、訪問先がプライベートでしかもとっても親しくさせて頂いている間柄だからこそ、なんですよね。

「これはお二人へのお土産です。今度ゆっくり楽しんでください~」とお土産をお渡ししつつ

「こちらは『おもたせ』です~(←この場合は自分から言ってしまっていますが、本来自分から『おもたせです』などとは言わないのが礼儀ですので、本当にお相手との関係性に合わせてくださいね)」と言ってその日にみんなで頂くものをお渡ししたりします。

そしてその大好きなご夫婦から

「静さんのおみやげ(おもたせ)はいつも秀逸なので、ブログで紹介してはどうでしょう」

というご提案をいただきましたので、さっそく実行に移したいと思います💕

ということで、まずは「手土産」と「おもたせ」の違いをしっかり理解していただいた上で、次のブログでお会いしましょう✨