こんにちはクレールドゥリュヌです







昔私が勤めていたサロンでは、50分間温かいマットにくるまれて微弱電流を流し、発汗を促すお手入れがありました






それに入るとどんな人でも顔から汗が吹き出し、顔中が汗まみれになり、何回も汗を拭くので、皆さん、つけてきたファンデーションはほとんど落ちてしまうような、汗をとにかくかかせるお手入れがありました







どんなに崩れにくいと言われるファンデーションを塗ってこられても、汗をすごくかかれる方だと、ほぼ化粧は落ちていたと思います











ちなみに、私はファンデーションは鼻位しか塗りません

理由はファンデーションを塗って崩れた私の肌がものすごく汚いからです



私はファンデーションを塗りませんと言って、美肌だからです!と言われる方よりも、ファンデーションを塗っていて、綺麗な肌の状態を保っている人の方が綺麗だと思います




それは、お客様や周りの女性を見て思っていました





私も、広範囲には塗りませんが、それでも化粧品が大好きだったので、色んなファンデーションを試していましたし、持っていました





今みたいにインスタグラムやYouTubeなどで美容アカウントがない時代で、雑誌から全ての情報を得ていました





 



そんな中で、二人だけ、終わった後の肌が完璧な状態で出てくるお客様がいらっしゃいました

20代と60代の方ですが、今サロンに来たばかりです


というような肌状態なので、何故そんなに肌が崩れないのですか?

ファンデーションは何を使っていますか?と聞きました







そのファンデーションがこちらです↓








エスティーローダーのダブルウェアです




なんと1998年発売とのこと!









これは一度塗ったら本当に崩れないのでおすすめですとお客様に教えていただきました





その方の肌にピターッとくっつき、マットだけど、ツルッとした肌のお客様はそれはそれは綺麗でした







上司もすぐに買いに行っていましたが、次の日からツヤツヤピカピカの崩れない肌になり、他の店舗の人達から何故そんなに肌が綺麗になったのかと質問責めにあっていました





それまでの私の中での崩れないファンデーションはMACだったのですが、ダブルウェアは、本当に崩れませんでした




ただ、ピッタリくっつくので乾燥が気になるなら、下地に保湿系のものを使えば良いと、組み合わせて、上司は全顔に塗っていました





ツヤツヤピカピカでした



そして本当に少量で良いのでなくなりません





毎年毎年コスメはどんどん新しいのが出てきて、YouTubeを見てもインスタグラムを見ても、当然ですが、一年前にあんなに皆がいいですよと言っていたクレドポーのフェイスパウダーを今年は誰も紹介していません



皆が大絶賛しているので私も買いましたが、その良さが分かりませんでした

良いと言われるものはほぼ試すのですが、やっぱり粉はNARSに勝つものがないです

(資生堂のは今度買ってみようと思います)





次々に新しいのが出てくるので、PRも含めて回さないといけないのかなぁと思いますが、本当の事を言っているのは誰なのだろうと思う時があります






以前は、MACは何故かほとんど紹介されていませんでした





ギャル雑誌には個人の私物で大量に載っていましたが、ビューティ系の雑誌や美容家の方がMACを紹介するというのがほとんどなく、何故MACの紹介はないのだろうと不思議に思っていました



今思えば広告費を雑誌にそこまでかけていなかったのではないかと分かります




今は出てきていますが、逆にボビィブラウンはほとんど紹介がなくなった気がします






美容家の方やインフルエンサーの方は仕事なのでCMと同じです




この前このシリーズで肌が綺麗になったと言っていたのに、もう違う商品のPRをされていたりして、そういうのを見ると少しがっかりしますし、この人、この商品あんまり使っていないな、というのが、その口調や身振りから分かるようになります





もうそろそろインフルエンサービジネスは終わらないのかなぁと思いますが、この前のお笑いのWの粗品さんのように、真剣に、本当に思った事をアドバイスしてくれる人がスタンダードになっていく、次の時代がくる前触れじゃないのかなぁとWを見ながら思いました





あのアドバイスを真剣に食い入るように聞いていた芸人さんもいました

この人は伸びていくのだろうなぁと勝手に思いました






話がそれましたが、どんなに美容家の方や、インフルエンサーの方が良いと言われていても、結局は、ロングセラーのものが強いのではないかと思います






昔は、バッグや化粧品など名品特集が定期的に雑誌に組み込まれていたと思いますが、今はそんな特集もなくなっている気がします









ですが、どれを信じたら良いのだろうと新しいものから探すよりも、本当は昔からあるずっと続いているものの方が合っている場合もあるかもしれません





消費者としても見る目を養う必要があると思います