サントリーホールで西本智実 with ラトビア国立交響楽団

のコンサートに行ってきました


ラトビアと言えば、バルト3国として、リトアニア、エストニア

とともに知られています



オーケストラ自体は日本にはあまり知られていなかったようです

西元さんが指揮する割には空席が目立ちました

風邪?インフルエンザ? も影響しているのかな?


ラトビアは、ソビエト連邦時代は当然ソビエトの構成員だったのですが

東欧、北欧に近い為か、音色、音楽は東欧的でした


オールチャイコフスキー でした

Vn.の客演がロシア出身の新星 サーシャ・ロジェストヴェンスキー

の予定でしたが、パベル・シュポルツルに変更になりました


が、 実はこれがとんでもない快演にめぐり合うことになりました


未だかつて こんなにアグレッシブな チャイコフスキーのVn.協奏曲

を聴いたことがありません

早めのテンポで、グイグイ引っ張っていく

文字通り 協奏曲  あるいはオケとの音楽の競争曲でした

彼のことを100年に1度と評する人もいましたが、まさにその通りです

第1楽章のエレガントで且つ雄大さ

第2楽章の優美・繊細さ 

第3楽章のダイナミックとスピード感


どれも 今までにVn.協の枠を飛び越えていました


それゆえに、ほかの曲が、、、、


プログラムは

チャイコフスキー 

幻想序曲「ロミオとジュリエット」

ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35

交響曲 第4番 へ短調 作品36 




ロミオとジュリエット は金管を少し抑えていたように感じました

          早めのテンポでスピード感があって良いのですが          
          金管は、もう少し鳴らしても、、、と思いました
 
          弦と木管は伸び伸び歌っていました


交響曲 第4番   冒頭のホルンとトランペットのニュアンスが違って

          いたため、統一感が感じられず、、、、、、
 
          上手いのですが、興ざめ 

          西本さんならなんとかできたと思うのですが

          また、テンポと強弱を造り過ぎていたかも

確かに、細かいニュアンスが必要なのはわかりますが、繊細な表現

ではなく、明らかに、あからさまに  といった感じが鼻についた




演奏前の影マイクで「楽章間の拍手はご遠慮ください」といった

アナウンスが流れた

おいおい、ここまで素人が聴きにきているのか?と思った

西本人気なのだろう  ゴルフでいえば 遼クン目当てのギャラリー

本日は 西本目当ての聴衆か、、、

そんな素人向けの表現なのか? これなら誰にでもわかるでしょ?

と思っているのだろうか? お客はそこまで鈍感ではありませんよ

と、疑いたくなるような演奏でした




テュッティで歌う所、フルボウイングは彼女の得意とするところ

私は彼女のことを密かにaccel.女王と呼ぶ

確かにそんな場面は素晴らしい 圧倒的だ




でも、今日の解釈はいただけないし、 

オケの潜在能力を活かし切れていない印象を受けた

まだ、お互いに手探りみたいですね



申し訳ないが、オケとソリストには拍手をしたが、今日の彼女には

拍手できなかった


まだ指揮者としては若い

これから先、同じ交響曲4番を何度も演奏するだろう

今後の変容に期待したい 




指揮 西本智実

ラトビア国立交響楽団

ヴァイオリン:パベル・シュポルツル



幻想序曲「ロミオとジュリエット」


ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35

   J.S.バッハ
  :無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006から


交響曲 第4番 へ短調 作品36