こんにちは(^O^)

 

初めての一人旅かつ初海外旅行もいよいよ出発です。

まずは飛行機を北京で乗り継ぎ、そこからパリへと向かいます。

日本から北京行きの飛行機では3人席の端に座りました。

隣には海外慣れしたと自負する日本人女性二人組が座っていました。

しばらくすると中国人のCAさんが食事を持ってきたのですが、言葉が通じていないのにお隣の日本人女性は日本語で押し通すせいで希望の物をもらえておらず本当に海外慣れしているのだろうかと疑問に思いました。

 

そうして数時間後に北京へと着きました。

ここで乗り継ぎがありましたがここは徹底的に予習をしていたので問題なくできました。

ただ、入国審査の長蛇の列は初めて見たのでかなりビックリし、入国スタンプを押してもらったらパスポートを放り投げられたことにもビックリししました。

空港内なのであまり実感がありませんでしたがあれもカルチャーショックと言えそうです。

 

北京からパリ行きへの飛行機は前のよりも大型でした。

今度は窓際二人席で座った途端にフランス人女性に友達と隣になりたいから席を譲ってほしいと言われました。

よくあることなのかよく分かりませんでしたが断る理由もなかったので譲りました。

譲った先のお隣には中国人の男性が座っていました。

そこから12時間以上かけてパリ行くというかなり長い旅路になります。

出発から5時間くらいして隣の中国人が中国語で話しかけてきました。

日本人なので中国語は分からないと英語で伝えましたが通じていないようでした。

英語もダメ、フランス語はもっとダメとリアクションをされ共通言語がなくなってしまいました。

このおじさんはパリで言葉が一切通じないのにどうするつもりなのだろうと不思議に思いました。

しばらくするとおじさんはお手洗いに席を立ったのでその間に通路席の私は窓から雲海を眺めていました。

ふと振り返るとおじさんは戻って来ていたのですがもっと雲海を見ていていいよと素振りを見せて去って行きました。

お互いに言葉が通じなくても気持ちは通じるのだなと感じました。

 

ただこの12時間はやることがなくてとてつもなく苦痛でした。

個人スクリーンもないので映画を見ることもできず仕方なくガイドブックを眺めるしかできませんでした。

本当にこんな苦痛を味わうだけの価値がパリにはあるのだろうかと思いました。

こんなにもすることがなくて退屈なのかと思って周りを見渡すとDSをしている大学生がいました。

なるほど、その手があったかとそれ以降の旅行ではゲーム機や本を持っていくようになりました。

 

途中で女性が頭上の荷物について何かを聞いてきたのでてっきりそれは私の荷物か聞いているのだろうと思い込んで思い切り「No!」と答えると別の男性がその荷物を降ろす手伝いをしていました。

あれは荷物を降ろすのを手伝ってほしいとお願いしていたのだとそのとき理解しました。

それなのにあんなにはっきり断ってしまった自分はなんて冷たいのだろうと思いました。

お隣のおじさんのように言葉は通じなくても思いは通じることもあれば、そうでないこともなるのだなといっぺんに体験したフライトでした。

 

それでは(^^)/~~~

 

 

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