こんばんは(^○^)

というよりもお久しぶりです。

前回記事を書いたのが7月なのでかれこれ3か月ぶりくらいの更新です。

今年に入ってからは2回目の記事です。

それくらいブログを書いていないのにも関わらず未だに毎日閲覧してくださる方がいるのでとても有難いです。

 

今日は最近ハマった曲を紹介したいなと思ったので書くことにしました。

そのタイトルがJe te donne(私はあなたに与える)です。

まずは実際に映像を見てください。

音声が出るのでご注意を!!

映像の通り男女デュエットソングです。

メロディ自体もとても気に入ったのですが、よく聴くと実は男性は英語を、女性はフランス語で歌っています(サビで二人のところはフランス語)。

しかも男性がいるところは背景にビッグベンがあることからイギリスのロンドンであることがわかります。

一方女性は分かりにくいですがフランスのパリにいます(曲の終盤でコンコルド広場やビラケム橋にいることが分かります)。

それを踏まえて改めて映像を見るとロンドンにいたはずの男性がサビでパリに現れたということになります。

初めて映像を見た時はこの演出に鳥肌が立ちました。

 

歌っているのはGénération Goldman(ジェネレーション ゴールドマン)という名義ですが、実際にはJean-Jacques Goldman(ジョン ジャック ゴールドマン)という80年代から活躍しているフランスのアーティストの曲で、彼の曲をいろんなアーティストが今回のようにジェネレーション ゴールドマンという名前のコンピレーションアルバムで歌ったものになります。

分かりやすく言えばカバー曲です。

 

以下が歌詞です(青字=男性、英語 赤字=女性、フランス語 緑字=混声、フランス語

自分なりに意訳してあります

I can give you a voice, bred with rythms and soul

僕は君にリズムと魂のこもった声を届けよう
The heart of a welsh boy who's lost his home
家を失くしたウェールズの少年の心

Put it in harmony, let the words ring

メロディーに委ね、言葉を鳴らそう
Carry your thoughts in the song we sing

僕らが歌う歌に君の思いを託そう


Je te donne mes notes, je te donne mes mots
私はあなたにメモを渡す、言葉を届ける

Quand ta voix les emporte a ton propre tempo

あなたの声がそれらを自分のテンポに組み入れた時
Une épaule fragile et solide a la fois
もろくも丈夫な肩

Ce que j'imagine et ce que je crois

イメージすること、信じていること

 

Je te donne toutes mes differences
私はあなたにすべての違っているところをあげる

Tous ces défauts qui sont autant de chance

チャンスともなるすべての欠点を(あげる)
On sera jamais des standards des gens bien comme il faut
私たちはみんなが守っているようなスタンダードにはもうなれない

Je te donne ce que j'ai ce que je vaux

私はあなたに私が持ちうる価値があるものを与える

 

I can give you the force of my ancestral pride
僕は君に先祖から受け継がれた誇りの力を与えよう

The well to go on when I'm hurt deep inside

僕が深く傷ついたときに舞い降りる幸運を与えよう
Whatever the feeling, whatever the way

どんな感情でも、どんな道でも
It helps me to go on from day to day

それはその日その日で僕が進むのを助けてくれる


Je te donne nos doutes et notre indicible espoir
私はあなたに疑いや言葉にしがたい希望を与える

Les questions que les routes ont laissées dans l'histoire

道が歴史に残した疑問を与える
Nos filles sont brunes et l'on parle un peu fort
女の子たちは褐色で、私たちは少し強く話す

Et l'humour et l'amour sont nos trésors

ユーモアや愛は私たちの宝物

 

※リピート

 

Je te donne, donne, donne ce que je suis

私は自分たらしめるものをあなたに与える

 

I can give you my voice, bred with rythm and soul

僕は君にリズムと魂のこもった声を届けよう
Je te donne mes notes, je te donne ma voix

私はあなたにメモを渡し、声を届ける
The songs that I love, and the stories I've told
僕が好きな歌、そして僕が話した話

Ce que j'imagine et ce que je crois

私がイメージすること、信じること
I can make you feel good even when I'm down
僕はたとえ落ち込んでいても君を幸せにするよ

Les raisons qui me portent et ce stupide espoir

私を支える理由、愚かな希望
My force is a platform that you can climb on
僕の力は君が高みに昇る支えだ

Une épaule fragile et forte a la fois

もろくも強い肩
Je te donne, je te donne tout ce que je vaux, ce que je suis, mes dons
Mes défauts, mes plus belles chances, mes differences

私はあなたに与える、価値があるもの、自分たらしめるもの、才能や欠点、最も美しい曲、違いをあなたに与える

 

歌詞の和訳は初めてやったのですが、やっぱり訳してしまうとニュアンスを上手く表現できないなと感じます。

特に女性側は感覚的にはイメージが持てるのですが、言葉にすると変な感じなってしまいました。

要は互いの違いを認め合おうといった内容の歌詞です。

最後のワンフレーズずつ掛け合うところは個人的に好きです(^^)

この映像と歌詞を踏まえて考えるとお互いを受け入れ合おうとするラブソングに聞こえてきますが、原曲が作られた経緯は全く違いました。

80年代当時、反EUそして移民に対して排他的な政党FN(国民戦線)が台頭してきたことに対して他の国との調和を訴えるために造られたのです。

そう思うととても社会的な曲に聞こえますが、どちらにせよ他の人との違いを受け入れることは大事なことですし、いい曲には変わりないなと思いました。

 

それでは(^^)/~~~

 

 

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