こんばんは(^O^)

今回も前回に引き続き滞在延長についてのお話です。
文字ばかりの内容が連日続きますが、まとめて書こうと思うのでお付き合い下さい。

前回は主にビザについてお話しましたが、今回は具体的な手続きについてお話します。
滞在を延長するには滞在許可証を更新する必要があるわけですが、更新には以下のような書類が必要となってきます。
※今回は学生として延長するので、紹介するのは学生向けの内容です。

①滞在許可証
②パスポート
③出生証明書
④証明写真3枚
⑤住居証明
⑥入学(在学)証明書
⑦経済照明
⑧保険の証書
⑨昨年度の成績証明書

これらの原本とコピー(証明写真を除く)を用意します。

それでは、詳しく内容を見ていきましょう!
①滞在証明書
滞在1年目は移民局(OFII)にてパスポートにシールで貼ってもらったもの、2年目以降は別のものになります。
まだ1年目なので今回はそのままパスポートと一緒に持っていけばオッケーです。
②パスポート
そのままパスポートを持っていくだけです。
③出生証明書
海外にはこういう名の書類があるのですが、日本の場合は戸籍謄本が該当します。
これにフランス語の翻訳を添えて提出します。
在仏日本大使館でも依頼できるようですが、私は日本の家族に準備してもらい郵送で送ってもらいました。
④証明写真3枚
フランスにも日本みたいなボックス型の証明写真機があるのでそれで撮影します。
ちなみに私が使ったのは写真を撮った後に支払いとなっていて日本と違うなと思いました。
⑤住居証明
これは銀行口座を開設するときと同じで3か月以内の水道光熱費や携帯電話の請求書、ホームステイの場合は家主の身分証のコピーと住居証明書が必要になります。
住居証明書はホストファミリーに依頼すれば書いてもらえますが、今回は書面をパソコンで自分で作り、それを確認の上サインしてもらったものを使いました。
⑥入学(在学)証明書
延長してからも学校に通うことを証明するための書類で、学校に依頼すれば作ってくれます。
なお私は今までオペアだったので週12時間の授業でしたが、普通の学生になるので授業は週20時間に増やしました。
週12時間のままだと普通の学生としては少なすぎるので却下されます。
⑦経済証明書
滞在を延長しても暮らしていけるだけのお金があることを証明するものです。
具体的にはひと月当たり最低615€は持っていなければいけません。
それを証明するのに使うのが銀行の残高証明書です。
当然フランスでお金が下せる銀行でなければいけません。
私の場合オペアの給料は手取りでしたし、携帯代など引き落とされるものが何もなかったのでこのためだけに急遽口座を開設し、以前紹介した国際キャッシュカードで日本の口座からお金をATMから下してはフランスの口座に振り込んで必要金額のお金を用意しました。
残高証明書は銀行の窓口もしくは担当者にお願いすれば作ってくれます。
銀行によっては有料でできるのに数日かかるようですが、私の場合は無料でその場で発行してもらえました(^^)
⑧保険の証書
健康保険のことです。
日本で学生ビザを取って渡仏するには必要なものですが、オペアの場合はホストファミリーが自分の分も加入する規則になっていたので新たにインターネットから自分で加入しました。
念のためと日本の保険会社の保険も入って来ていますが、こっちで加入したものの方がかなり安かったです。
海外保険の話はまたどこかでします。
⑨昨年度の成績証明書
これはちゃんと学生として勉強してきたか証明するものです。
通っていた学校にて発行してもらいます。
成績も大事ではありますが同じくらい大事なのが出席率です。
成績が良くても学校に来ないでバイトばかりしていたら学生の本分を成したとは言えません。
というわけで、出席率が低いと更新も却下されます。

これらの書類を揃えて手続きに向かいます(^^)/

なお、注意しなければいけないのが「私の場合は」という点です。
必要な書類は住んでいるところによって変わってきますし、変更されることも十分あり得ます。
そのため鵜呑みにするのはとても危険です。
また、何が必要なのかは直接質問に行くことを勧めます。
というのも、実は紹介した必要書類は公式サイトに書かれていたものとは違っているのです。
私はたまたま公式サイトを見る前に窓口に行ってリストをもらったので間違えることはありませんでしたが、普通は公式サイトが正しいと思ってしまうので間違える可能性が十分あります。
こういうところがまたフランスだなと思うところでもありますが(^_^;)
係員も窓口にあるリストと照らし合わせて書類を確認していくので、それと同じ書類を先にもらっておいた方が安全といえます。

書類を集めること自体は前回のビザ申請のように日本にいながらフランスから書類を取り寄せたりするわけでもなくフランスで用意できたのでそれほど苦労しませんでしたが、手続きはなかなか大変でした(>_<)
そのあたりを次回は紹介したいと思います。

それでは(^^)/

 

 

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