感染する可能性と感染しない可能性 | オルコエトーの「置き場」

東京では感染者数2000名越え、

大阪でも500名越えで、

とうとう東京に引き続き、関西にも再び緊急事態宣言が出されようとしていますが…

 

個人的には、

コロナが少し下火になった秋ごろから、

結構色々なところに行っているので(ほぼ仕事だが)、

感染予防意識低いと思われていると思いますが、

ビンビンにビビって予防しています(笑)

 

それでもやはり、年末の東京行きは怖かった…

 

イエローモンキーラストライブはどうしても行きたかったのですが、

結構ぎりぎりまでホテルも押さえませんでした。

 

東京に着いてからは、

常に除菌シートで手をふき、3時間ごとにうがい。(夜は半泣きで鼻うがい)

ディスタンスや感染対策してない飲食店は入らない。

テイクアウトを利用するなど、慎重に過ごしました。

 

いつもならいろんな場所をうろつくのですが、

もう今回は一か所だけにしようと、中野ブロードウェイに寄りました。

 

 

 

2F以上は人も少ないのですが、

1Fと地下は人でごった返しておりました。

 

特に地下はやばい。

鮮魚売り場で安売りをしており、

お正月の食材を求めるお年寄りでかなりごった返していました滝汗

 

 

え…マジで?

 

 

とわが目を疑いましたが、

なんかもう、ええじゃないかスピリッツすら感じました。

 

 

コロナになっても

ええじゃないか ええじゃないか

うまいもん食えたら

ええじゃないか ええじゃないか

 

 

私たちはええくないので、

人の特に少ないフロアを散策して帰りました。

 

 

ひとまず、カフェに入って休憩しようと思いましたが、

商店街のカフェも

駅前のカフェも

 

人でパンパンです。

 

ディスタンスの概念などありませんでした。

 

あのスのつく有名カフェですら。

 

 

 

こっわ~~~~~~ポーン

 

 

 

 

やばい。

この町は完全にコロナに対して麻痺している…

 

 

私たちはそそくさと東京駅に向かい、

新幹線まで2時間ありましたが、

人気のないカフェで時間をつぶしたのでした。

 

 

土地勘がないので、

中野がそこまで人が多いと思わなかったのは私のミスなのですが…

 

 

これは東京をディスってるわけじゃないんですが、

私もこの中で日常を送っていたら、

「あ、そんなもんで大丈夫なんだ~」と感覚が麻痺してしまうと思います。

こういう時の集団意識って恐ろしい。

 

別に飲食店が感染しやすい!と断定してるわけではなく、

そういう気の緩みが怖いなあと…

 

東京もホテルはどこも神経質なほど感染対策してるし、

過敏なほど感染対策している飲食店もあります。

 

なんか、不憫ですよね。

 

対策せずウエルカム状態にしてしまってる店に対しては、

正直怒りこみ上げます。

ウイルス感染は連帯責任だから。

でも、怒ったところでそんな店は無数にあります。

 

風の時代は、個々の判断が重要だと言われていますが、

この感染予防もそうなんだろうなと思いました。

 

みんながやってるから大丈夫。

とかではなく、自分が不安ならやめる。

 

そして自分の概念を人に強要しない。

 

それが個性の時代なんですよねきっと。

 

 

 

ですが。

 

それとは逆に、

感染しない可能性というのも、

ちゃんと明らかにしていく方がいいんじゃないかと思ってしまいます。

 

 

例えば、THE YELLOW MONKEY が延期していた30周年記念ドームツアーを、

会場を分けて観客を分散する、という形で再開しました。

 

ここまで大規模なライブは、コロナ禍になってから初。

 

キャパの半数以下。

cocoaを必ず1週間前には入れること、

入場の際の手指の消毒と検温。

マスク着用で声を出さない。

前後左右を開けて着席。

 

など、徹底した感染対策をとり、

 

東京ドーム 約19000人

横浜アリーナ 約5000人

代々木第一体育館 約5000人

(日本武道館から1週間以上経ちましたがまだ感染者はいません)

 

一人も感染者は出ませんでした。

 

私はドームと最終日に行きましたが、

毎回事務所の方の前説で泣いてしまいました。

 

メンバーもスタッフも、相当な苦労と決意をもって行ったライブであることは想像がつきます。

それは、エンタメを背負うビッグバンドの使命のようなものがあったんだと思います。

 

 

このように、

予防すれば、ライブでは感染しないということが証明されました。

 

しかし、

マスコミは、大きく取り上げてはくれませんでした。

ライブを行ったことは取り上げても、

感染者が居なかったことは取り上げてくれないんです。

 

重要なのはそこなのに。

 

 

マスコミは、エンタメに対してマイナス要素は取り上げるけど、

こういうプラスの真実は取り上げてくれないんですよね…。

 

(ちなみによくネタにされるのは、「JAM」の歌詞の”いませんでした、いませんでした”の部分ですが、重要なのはそのあとの”こんな夜は君に会いたくてまた明日を待ってる”という部分です)

 

感染経路はいまいちハッキリされませんが、

濃厚接触会食が危ないんだなってことはみんな分かってきましたよね。

 

もうコロナウイルスが流行りだして1年。

そろそろこれは長い戦いになるんだろうなってことも。

 

コロナが増えるたびに、全てを制限するのが本当に正しいのだろうか?

そのたびに一体何人がウイルス以外で命を落としていくのだろうか?

 

直接コロナウイルスで亡くなった人の数と、

経営難や精神的負担で命を絶った人の数。

どちらが多いのでしょうか?

 

感染する可能性も、

感染しない可能性も、

自分の判断で冷静に見極めていきたいですね。