バイヨン
カンボジア回想録の続きです。
アンコール・ワットとともにアンコール2大遺跡群と称されるアンコール・トム
(大きな町という意味)。
かつての王都アンコール・トムは城壁に囲まれていて、その中心にバイヨン寺院があります。
バイヨンといえば、穏やかな微笑みをたたえた顔がモチーフとされた四面塔が有名です。
顔の部分だけで、3メートルはあるそうです。
同じ顔のようで、一つ一つ微妙に表情が違います。
無数の顔、わかりますか?
バイヨンの見所の一つは、このレリーフです。
戦の様子や、当時の日常生活をうかがい知ることができます。
オールバックで耳たぶが長いのがクメール人の特徴。
あごひげをはやしているのは中国人。
簡単な特徴を覚えておくと、レリーフの物語感がより伝わってきますねー。