1月24日に召集され今国会は、6月21日に会期150日を迎えましたが、その後9月8日まで79日間延長されました。
  延長された国会において、先月8月8日に野田首相と谷垣自民党総裁との会談が行われ「社会保障と税の一体改革法案が成立した暁には近く国民に信を問う」ことが合意され、10日参院本会議において同法案は可決成立を見ました。
  8月10日には、韓国の李明博大統領が竹島に上陸しその後陛下への謝罪発言要求などが行われ続いて14日には香港の活動家による尖閣諸島への不法上陸事案が発生しました。これら中韓両国の行為に対して、国会は両国へ「抗議」の意思を表明し、国会決議を衆院においては24日、参院においては29日に行われ強い抗議の意思が明示されました。
  その後、与野党は対決姿勢を強め29日には、参院本会議において「問責決議」が可決され、参院は野田首相にNOを突き付けました。今国会に提出された法律は、閣法106本。その中で61本の成立にとどまりその成立率は、57,5%でした。また議員立法は、11本中4本でありその成立率は40%を切りました。「公債特例法」や「選挙制度改革法案」等の重要法案が成立を見ずに廃案となったことは残念でなりません。
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