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 来月6日にアルメニア共和国サルグシャン大統領が来日されるのを前に、日本アルメニア友好議員連盟顧問としてポゴシャン アルメニア大使閣下表敬を受けました。
 ポゴシャン駐日アルメニア共和国大使閣下は、国際基督教大学で1991年から21年間教鞭をとられ専門は数学とコンピューターです。流ちょうな日本語を操られます。
 1991年にソ連保守派のクーデターが失敗した為、同年9月にアルメニア共和国は独立を遂げました。しかしナゴルノ・カラバフ自治州を巡るアゼルバイジャン人との紛争は現在も続いています。1991年12月21日、独立国家共同体(CIS)に加盟。同年12月31日付で、ソ連邦は解体・消滅したことによりアルメニアは独立国家となりました。
 さらには同国も日本同様地震国家である60年に一度の周期で大地震に見舞われており、1926年に続き1988年にはアルメニア地震が発生し2万5千人の命が奪われました。この際の教訓として同大使は、建物の耐震強度が不足して多くの建物が倒壊したことを例示し、日本の耐震技術に大きな期待を込めたいと地震国日本の耐震技術に学ぶべき点が多いことを語りました。
 エネルギー政策では、同国では原子力発電所は現在1機稼働しておりその他水力・石炭火力・LNG等で発電が行なわれているとしました。ICUで教鞭をとられていただけに数字に明るく様々なデーターを駆使して私にわかりやすく説明を加えて頂くポゴシャン大使閣下。改めて、サルグシャン大統領との会談に期待を寄せます。
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