衛藤 征士郎ブログ Powered by Ameba
  5月24日に開催された「国際医療貢献・病院船団実現のためのシンポジウム」に出席し、病院船(災害時多目的船)建造推進、超党派議員連盟会長として病院船(災害時多目的船)を建造・保有し緊急時に医療サービスを可及的速やかに提供できる体制を整備することが必要であることを訴えました。政治のイニシアティブで、病院船(災害時多目的船)の実現を図るべく、内閣府の報告書でもその必要性は明確に謳われています。まさに”その機は熟した”と思います。
 東日本大震災で不幸にして言われた”想定外”の事態は二度と許されません。更には、東海・東南海・南海地震がこの4~5年内に70%の確率で発生すると言われる中で、我々は覚悟を決めてこれらの事態に備えて陸からの救急・救援活動に加えて海上からの船舶を活用したアプローチを可及的速やかに作り上げなればなりません。
 皆様方のご理解とご協力を得て、内閣府『災害時多目的船に関する検討委員会』報告書に基づく運用面での支援体制を確立しつつ、具体的な船舶建造を行い一刻も早い病院船(災害時多目的船)の導入を実現して、広域的大規模な自然災害から国民を守る体制を構築するとの思いに駆られています。