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  昨年発足したミャンマー連邦共和国の新政府は、民政移管され先の補欠選挙でスー・チー氏が当選を果たしました。同国とわが国の議会間公式訪問は初のことであり、キン・アウン・ミン議長よりわが国は技術面では力不足であり、人材育成ができていないので技術力が発展しない、いたちごっこが続いているとし、わが国の力強い支援を求められました。
 また、国内政策では少数民族との和平に心を砕いており、少数民族の皆さんの意見も取り入れるべく議会に参画してもらっており時間を要するが解決を図っていきたいと、特に民主・人権に対して力を注ぐ強い意志を表明されました。
 キン・アウン・ミン議長は、多くの汗を流して創り上げた議会制度が崩壊することのないように我々は努力を払うとし、国民の気持ちを国会が実現する!国民の声を聴く!議会を目指したいとその抱負も語られたものです。議長は、わが国の議会制度に対する強い思いを抱いており立法府の持つ権能や委員会制度の在り方等数多くの意見や質問を我々に求められました。
 この思いにお応えするため鬼塚事務総長を中心に事務方との意見交換や書面でのやり取りを交わし議会制民主主義体制確立のための支援を惜しまないことをお約束しました。
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