来日中のハマドバーレーン王国国王の表敬を受けました。親日的な雰囲気が随所に垣間見え終始和やかな中での会談となりました。
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br> ハマドバーレーン国王の来日は、日バーレーン外交樹立40周年の記念すべき年を迎えた中での訪問で、日本とバーレーンとの関係を幅広い分野で重層的に発展させることに繋がることとなる意義深い訪日となりました。2008年には「バーレーン・日本ビジネス友好協会」が設立され、会長を務めるカヌーグループの社訓は「日本に学べ」です。更には今回の国王来日を契機に「日本・バーレーン経済交流協会」が発足予定され、重久日揮グループ代表が会長に就任されます。両国に経済交流の中核となる協会が誕生したことは40周年に華を添えることとなりました。  
 アラブの春の影響を受け大規模なデモも発生していますが、国王は国民対話の実施や独立調査委員会の提言実施に関するフォローアップ委員会の報告書の提出等に努力しており透明性の言論の自由が確保された形での具体的かつ目に見える形での改革が芽吹くことを希望されており、日本の経験に学ぶ姿勢を示されたもので、この議論の深まりに期待を込めたいと思います。
 北朝鮮の人工衛星と称するミサイル発射の動きに対してもハマド国王は、国際社会がしっかりとしたメッセージを出す必要を述べられ、バーレーンは日本を支持すると明確な対応を約束してくれたことは心強いものです。
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