7月9日、高木義明文部科学大臣に対して「中華民国・台湾の国費留学生(学部学生)に奨学金を求める緊急要請」を行ないました。

 高木大臣の命を受け関係者が来訪され、緊急要請を重く受け止めて台湾との制度の改正に向け「国費留学(学部学生)に適用」すべく台湾政府と協議に入り、早期に両国の調整を終えたいとの報告を頂きました。高木大臣ほか事務方の迅速な対応に謝意を表明すると共に、平成24年度(来年)に訪日する学生の募集や試験は既に終えていようが、この学生諸兄にも波及効果をもたらせられるように事前の策も併せて講じて欲しいと要請し、平成25年度からの制度改善措置に安住するのではなく出来るだけ前広に対応するように更なる工夫を求めました。
 わが国への国費留学を実現するべく、大志を抱いて努力を続ける台湾からの留学生の夢の実現を可能とする制度改善が早期に実現できることとなったことは私の喜びとするところです。更にこの度の東日本大震災に伴う緊急支援措置についても、台湾からの学部学生も対象とする措置を講じることもこの度の吉報です。
 頑張れ!台湾の高校生諸兄!
 わが国は、公平に貴国に門戸を開いている国であることを承知して欲しい。