5月4-5日、衆院を代表して台湾を訪問。馬英九総統、楊進添外交部長(外相)、呉敦義行政院長(首相)、王金平立法院長(国会議長)と相次いで会談し、東日本大震災における台湾の惜しみない支援に対して、首脳陣との会談を通じて深甚なる感謝の意を表した。 続いて、謝交通部観光局副局長及び大手旅行会社社長とも懇談。震災で台湾からの旅行者が減少したことを受け、被災地域は復興に向け力強い歩みを始めたこと、福島第一原発の事故の終息に向け懸命な努力を行うと共にデータの開示を努めていることを説明し、日本の安全性をアピールしました。
衛藤 征士郎ブログ Powered by Ameba 震災後台湾は、馬総統が直ちにわが国にお見舞い書簡を発出し、18日には震災チャリティ番組で馬総統自ら台湾国民に募金を呼びかけ自ら20万台湾ドル(59万円)を募金するとともに番組中に国民からかかってくる支援電話に応じ馬総統は1時間、同夫人は3時間対応して頂いたとの報に接しました。会談時には、義援金の総額は現在57億6,300万ドル(163億円)に達し、今尚増加していると心温まる報告がなされました。(3月12日台湾外交部は、日本政府に対して1億台湾ドルの義援金発表しています)
 馬総統は、東日本大震災への台湾からの義援金等の支援は、1999年の台湾中部地震や一昨年の豪雨被害で日本が支援をしてくれたことへの恩返しだとして「まさかの時の友は真の友」「深い絆と友情を大切にしたい」今後とも出来る限りのことをすると明言、力強いお言葉を頂きました。先月22日の王金平立法院議長の訪日時における衆議院での熱烈な歓迎に謝意も述べられ、観光客の回復に閣僚にも支援を指示したことをご表明頂いたものです。
 王金平院長も12日より18人の台湾の国会議員(111人の一院制国会)を帯同し、北海道をご訪問下さいます。
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