4月25日、王金平台湾立法院長と会談しました。東日本大震災による未曾有の被害に対し、馬英九総統、呉敦義行政院長から菅首相に、楊進添外交部長から松本外相にそれぞれお見舞いの書簡を頂くとともに15日には、馬総統が台湾原子力委員会を視察した際にわが国の震災犠牲者に対して黙祷を捧げられ、18日には震災のチャリティー番組で全台湾に募金を呼びかけ、自らも多額の募金をされたことに謝意を表明しました。
衛藤 征士郎ブログ Powered by Ameba
 この度の訪日に際し、王金平台湾立法院長から多額の義援金をお届け頂きましたことは感謝に堪えません。今回の大震災を機に改めて台湾の皆様方の日本に対する深い想い、配慮、友情の尊さを感じ入りました。現在144億円を超える義援金が寄せられております。 
 台湾の皆様の思いを被災地に届け、復旧・復興に全力を挙げることを台湾の皆様にお伝え頂きたいとのメッセージを託しました。一方で福島第一原発の問題では、同国にご心配をおかけしている事に対して衆院を代表してお詫びを申し上げるとともにわが国として正確な情報を世界の皆様にタイムリーにきめ細やかに発信・開示していくことをお話し、ご理解とご協力を要請しました。
 この国難を乗り切るために、日本国民は一致協力してあらゆる努力をして参ります。王院長始め列席の皆様方の友情、ご指導、ご協力を切にお願い申し上げるとともに、「頑張れ日本!」の揮毫をお願いし、王金平院長も快く応じて下さり「日本加油」と大書して頂きました。台湾の皆様の温かい支援に感謝し、被災地お見舞い時にお伝えしました。