1月25日(火)、初来日となったブルガリア共和国ボリソフ首相は日本の武道を始めとする精神文化に大きな影響を受けたと自ら語る、極真空手五段の"親日家"です。
07年のEU加盟から4年が経過しますが、今回のボリソフ首相との会談がEU加盟後の日本・ブルガリア関係に新たな一ページを刻むものとなりました。わが国は、体制変換後の1989年から同国への本格的な支援を行なっておりその累計は1,281億円を超え、重層的な経済協力を実施しています。ボリソフ首相は税制面でEUで最も優位性を持ち、平均5—6%の高い経済成長を維持しているブルガリアへの投資を要請すると共に再生可能エネルギー分野での優位性をアピールされていました。現在23社の日系企業がブルガリアで経済活動を行い、今後も民間経済交流の活性化に期待が込められています。
 「ヨーグルト」や大相撲「琴欧州」の活躍で身近に感じられる同国は、朴訥で正直で人情が厚く、謙虚で控えめな日本人気質と似ていると首相の言動に触れて感じました。衛藤 征士郎ブログ Powered by Ameba