10月21日(木)、ダヴィチコ・ゲンナージ ベラルーシ日本友好議員連盟会長の表敬を受けました。ダヴィチコ ベラルーシ日本友好議員連盟会長は、俳優・TVの演出家・脚本家の顔も持つ下院議員、今回2度目のご来日とのこと。
衛藤 征士郎ブログ Powered by Ameba

 
 1986年4月26日未明、旧ソ連ウクライナ共和国にあるチェルノブイリ原子力発電所(原発)の4号で、大きな爆発事故が起こりました。放射能は風にのり、世界各地に広がりました。チェルノブイリから約8,000キロ離れたここ日本でも、野菜・水・母乳などから放射能が検出され世界を震撼させたことは我々の記憶に新しいところです。この惨事に接してわが国は、唯一の被爆国として、非核化支援や政府と民間の双方によるチェルノブイリ支援を一貫して実施してきました。昨年成立したベラルーシ向けの初のJBIC融資が、両国の貿易拡大に向けた先鞭となり、今回のダヴィチコ氏の訪日が友好関係のさらなる緊密化の契機となることを期待するものです。
 ダヴィチコ ベラルーシ日本友好議員連盟会長からは、本年12月19日に同国の大統領選挙が実施されることからわが国からの「選挙監視団派遣」の要請が行われました。前回(2006)の大統領選挙時にも4名の監視要員を派遣していることを踏まえ、このお申出に検討の約束しました。