10月21日(木)、3人目の賓客のご来訪はグアテマラ共和国 アルバロ・コロン・カバジェロス大統領ご一行でした。親日家として知られるコロン大統領閣下は、02年に訪日し11日間にわたり東京・京都・広島などを訪問され、この度が2度目の訪日。この日の会談も我々の思いに真摯にお応えして下さる姿が大変印象的でした。 わが国は、中米諸国との関係を強化しておりグアテマラ共和国とは外交関係を樹立して本年で75周年を迎えます。05年には中米諸国との外交関係樹立70周年を祝し「日・中米交流年2005」を開催して種々の記念行事が行なわれたことは記憶に新しいところ。
 
衛藤 征士郎ブログ Powered by Ameba


 会談の前日、奄美大島でも集中豪雨が発生し多くの人的・物的な被害がもたらされ、現在も警戒が続き心配が絶えません。心よりお見舞いを申し上げます。わが国の今夏の猛暑や近年の異常気象が心配される中、同国も先般の熱帯暴風雨やパカヤ火山の噴火、8月下旬からの大雨・地すべりにより甚大な被害を受けています。この被害のお見舞いと共に同国の復興にわが国もドナー国とともに復興支援をサポートしており復興に期待をこめたものです。
  グアテマラ共和国は、36年のわたる内戦の苦しみを乗り越え民主化と融和に取り組んでいます。この努力に敬意を表すると共に、コロン大統領閣下のリーダーシップ発揮に期待と希望を託します。