衛藤 征士郎ブログ Powered by Ameba
 
 広島の平和記念式典に国連事務総長として初参加する潘 基文(パン ギムン)氏が来日され、4日午後衆議院を表敬。国連軍縮議員連盟役員も出席しました。   
 潘 基文総長は、わが国の平和構築、人間の安全保障への協力の継続を求めるとともにアフリカでのわが国の予防外交展開や国連の通常予算分担金やPKO分担金、途上国支援に感謝の意が述べられました。
 潘国連事務総長は、議会こそが民主主義の屋台骨をなすとし、日本政府が国際貢献を行なう場合でも日本の国会が果たす役割が大きいと述べるとともに国連の各プログラムへのわが国の貢献への期待と謝意が込められました。
  また、国連の事務総長とし初の広島・長崎訪問に大きな期待と喜びを示し、核軍縮・不拡散へ向けた気運の後押しもしたいと呼応し両都市で被爆者の方々とお会いし、核兵器のない社会の構築に向けた努力を支援したいと述べられました。
 今次の潘国連事務総長の訪日を通じ「核兵器のない世界」に向け国際世論を牽引し「ミレニアム開発目標(MDGs)達成」に向け、協力を推進するとともに、「地球規模の諸課題への取り組み」について協力基盤の強化が確認され大きな果実となることに期待を込めます。