5月25日(月)「衆参両院を統合し、一院制の新国民会議を創造する議員連盟」会長として、自民党党改革実行本部にて、衆参統合一院制の必要性を披瀝しました。
 21世紀に入り世の中のスピードは過去と比較にならないほど早くなっているにも一方、国政上の課題は二度にわたる国会審議で遅滞し、国民の背負うコストは膨大になっています。国家国民の損失は、両院による二重チェックや慎重審議の利点をはるかに上回ります。サミットG8各国は2院制ですが、英国・フランスは実質上一院制でスピード感を持って国政を司れます。
 今こそ二院制の存在意義を俎上に載せ、憲法改正を視野に入れタイムスケジュールを明示し、国民の最大公益を提供する議会政治の創造に立ち上がるべきであり、衆参を対等に統合合併し500人の一院制にすべきと訴えました。
 他、4つの議員連盟より意見が出されました。
◇自民党を刷新し日本の再生する会(小野寺五典衆院議員)
(主張)衆院の定数を300にしスタッフを増やし議員活動を充実させる。
◇税金の無駄遣いを一円たりとも許さない若手の会(牧原秀樹事務局長)
(主張)4年間で国会議員数を3割減らす。
◇衆院定数300議員連盟(5/29発会)(太田誠一常任顧問)
(主張)衆院定数300議員連盟を5/29発会に発会させる。衆院の比例を廃止し、定数300を軸に議論をすべき。
◇速やかな政策を実現を求める有志議員の会(文書配布のみ)
(主張)衆院議員定数を4割削減し衆院300、参院144とする。
今後、総選挙の争点となる「議員定数・選挙制度改革」。マニフェストへどう盛り込むか、今後詰めの議論が行われます。
今度とも定数削減、一院制の必要性について訴えて参ります。