内視鏡看護師は、患者や医師などをまとめあげるコーディネーター的な役割を果たしています。内視鏡検査と聞くと、痛そう・怖そうなど不安に感じる患者は少なくありません。そのような不安を取り除く役割を果たすのが内視鏡看護師です。まず、内視鏡検査に対しどういう不安が多いのかを考えてみましょう。最初に挙げられるのが、施術中の痛みや不快感です。胃内視鏡検査であれば、口または鼻からカメラを入れるため、挿入時に痛みがあるのではないかという不安があります。大腸内視鏡検査の場合、腸を空っぽの状態にするために内服や腸管洗浄剤などの不安なども挙げられるでしょう。腸管洗浄剤は、吐き気を感じることが少なくないため、患者の状態を見ながら必要に応じて医師に飲みやすい薬に変更してもらうなどの対応をすることが大事です。高齢者の方だと肛門の筋力の衰えから便失禁することもあります。そのような心配がある患者であれば、事前に大人用紙おむつなどの用意をしてもらうなどアドバイスをするのも内視鏡看護師の役割です。
このように、内視鏡看護師は患者がスムーズに内視鏡検査ができるようにサポートすることも役割の一つとなっています。患者の不安感を医師に正しく伝えたりして、患者が安心して検査に臨めるような環境を作ってあげられたときなどにやりがいを感じることができるでしょう。また、医師に直接言いにくいことやささやかな要望を聞くことも、内視鏡看護師の役割です。その中でも医師に伝えた方がよい内容は医師に伝え、スムーズに治療ができるように配慮を行います。さらに検査時には、検査のためのスコープを確保したり、医師のサポーター的な役割も果たしています。
看護師の具体的な業務は、『実際どうなの?内視鏡室看護師のお仕事』からでも確認できます。