大阪マラソンで優勝した平林選手を見た拍子に落語の平林を思い出しました。丁稚さんが、ご主人の命令で手紙を届けにいきました。宛先は平林さんでした。ところが、この丁稚さん、字が読めませんでした。ご主人に漢字で平林と紙に書いてもらって読み方のひらばやしも聞いて覚えました。ところが、途中で読み方を忘れてしまいました。

道行く人に漢字見せて聞いたら、最初の人は「たいらばやし」だと言いました。次の人は「ひらりん」と言いました。3番目の人は「いちはちじゅうーのもーくもく」と言い、4番目の人は「ひとつやっつのとっきっきー」と言いました。丁稚さん、混乱して「たいらばやしかひらりんか、いちはちじゅうのもーくもく、ひとつやっつのとっきっきーやーい。」と涙声の大声で歌って歩いたそうです。サゲは別のバージョンがいくつかあるそうです。また、上方落語と江戸落語のどちらにも伝わっているそうです。画像は、若い落語家さんのイラストです。

若い落語家さんのイラストです。ブルーの着物を着ています。いらすとやさん画像をお借りしました。

いらすとやさんの画像をお借りしました。またね。