大学時代、東大阪市から自転車で帰宅した事があります。国道489号線の豊里大橋を渡り、東海道新幹線の高架南側を西進して下新庄に出て、西進して大吹橋の南側に出ました。途中、道幅が広いところがありました。これが庄内新庄線でして、今は大阪メトロ御堂筋線東三国駅の西側までできています。大阪市の都市計画によれば、西三国を西進して神崎川を渡り、豊中市と大阪市淀川区飛地の境界の三豊橋近くに出ます。ググって見た資料によれば、三豊橋からほぼ天竺川に沿って北上して、神刀根線の道田橋交差点近くで神刀根線と交差して天竺川と離れて、阪急宝塚線と交差西進して、国道176号線日出町交差点で府道152号線とつながる予定です。府道152号線は、将来、尼崎市の山手幹線につながりますから、これができると東淀川区や大阪市北東部や吹田市南部から、尼崎市や神戸市に早く行くことができるようになります。豊中市通過部分は、まだ都市計画にも載っていませんが、めちゃ困難な大工事になりそうです。神崎川を渡る橋はもとより、三豊橋近くの天竺川東岸は、周辺住宅の都合で堤防が無く、コンクリート壁で水を防いでいます。1967年(昭和42年)7月の水害時は、ここから天竺川の水があふれて豊南町は床上まで水に浸かりました。この補強と天竺川上を通すなら大工事と水災対策が必要ですし、周辺住宅地を通すなら用地買収と立退が必要です。神刀根線との交差も天竺川両岸の道路との交差も考えないといけません。この関係で三国1丁目公園や三国地蔵尊や三国稲荷や天竺川児童遊園のいずれかが道路通過で消えてしまいそうです。さらに、阪急宝塚線との立体交差も盛土部分から、嵩上げして高架橋にしてその下をくぐることになりそうで、将来の三国駅〜曽根駅間の高架化を視野に入れた設計が必要だと思われます。それから、道路通過で日出町の旧鎌倉街道や日出町公園も消えるかもしれません。何より、日出町交差点の府道152号線の渋滞が解消されないといけません。府道152号線は数年前から拡幅工事中で、ほとんどできているようですが、未完成です。T字路が十字路になりますから、少しましになるでしょうが、工事の困難さから推察すれば生きている間には、完成しないような気もします。自分にできる事は、消えそうな場所の写真を撮って残しておくぐらいです。画像は、2月6日の天竺川児童遊園の写真です。

2月6日の天竺川児童遊園のベンチと赤い滑り台の写真です。

長くなりましたが、失礼します。またね。