最近、アメリカはサイパン島からグアムへの不法に移送を試みた2名の中国人を有罪と判断した。さらに、116名の不法移民を米国政府によりチャーター機で中国へ強制送還した。アメリカは中国共産党(中共)の影響力拡大に警戒を強めている。アメリカのシンクタンクでインド太平洋問題に詳しいクレオ・パスカル氏が、最近「大紀元」の英語版インタビューでこの問題について分析した。

 

「民主主義を守る基金」の上級研究員であるパスカル氏は中共が地理的な障壁を取り除き、アメリカの社会、経済、政治を内部から破壊していると述べている。

 

「まるで敵国が外国にあるのではなく、国内に潜んでいるかのようだ」

 

同氏はまた、米国領である北マリアナ諸島が中国人に対して14日間のビザ免除を認めていることで、麻薬の密輸、グアムへの不法移民、カジノ建設といった活動に悪用され、腐敗や国家安全保障に対するリスクをもたらしていると警告している。

 

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