これまでの連載記事で見てきたように、ヒトパピローマウイルス (HPV) ワクチンのガーダシルは、死亡と重症事例との関連性が否定できません。ガーダシルの成分がこれらの害の一因となっていると考えられます。
それではまず、約10年前にヨーロッパの羊に発生した謎の病気について見ていきましょう。
ワクチン接種後の羊に発生した謎の病気
2006年8月、ブルータングが急速にヨーロッパ諸国に広がり、非常事態が発生しました。
ブルータングウイルス(BTV)によって引き起こされるブルータングは、主にヒツジなどの反芻動物に感染し、発熱、出血、食欲減退、浮腫などを引き起こします。この病名は、チアノーゼが舌に現れやすいことから来ています。
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