7月10日、ワシントンD.C.で開かれた北大西洋条約機構(NATO)加盟国会議は首脳宣言を採択した。中国とロシア間の戦略的パートナーシップの強化に対し「深い懸念」を表明した。

 

宣言では、ロシアのウクライナ戦争を助ける「決定的な支援者」として中国を位置づけ、ロシア、中国、北朝鮮、イラン、ベラルーシなどの活動がグローバルおよび地域の安全保障に及ぼす影響を評価した。

 

また、「中国は、いわゆる無制限のパートナーシップとロシアの防衛産業基盤に対する大規模な支援を通じて、ウクライナに対するロシアの戦争を決定的に可能にしている」と述べ、「これによりロシアの隣接国や欧州-大西洋安全保障に対する脅威が増大している」と説明した。

 

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