1枚の絵は多くの言葉に値するが、漢字という言葉には、絵のような表現力が備わっている。

 

漢字は基本六画の組み合わせで、異なる言葉、特徴、意味を示す。中国語の新聞を読むには3000字、流暢に中国語を使いこなすには5000字、学者になりたければ8000字の読みきが求められる。漢字は約5万字あるが、日常生活で必要な文字は割合としては少ない。

漢字を編み出したとされる蒼頡(パブリックドメイン)

 

衣類、医療農業などは「神伝文化」とされているが、書き言葉も同様に神から授かったものと考えられている。最古の伝説によると、紀元前およそ2650年(ほぼ5000年前)に生存した蒼頡(そうけつ)が漢字を創り出したとされる。蒼頡は目が四つあったというが、これはまた別の話だ。


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