2006年、オスカー俳優トム・ハンクスが主演した映画『ダ・ヴィンチ・コード』は、その爆発的な話題性で世界中で注目を浴びました。

 

 この映画では、イエスに忠実な女弟子のマグダラのマリアが、実はイエスの妻で、二人は子孫を残していたという非常に大胆なプロットがベースになっています。

 

 教会は、これはイエスの神性を冒涜するものだと強く抗議しました。しかし、一般人の間では、物語はフィクションなのだから、特に気にする必要はないとしています。マリアが娼婦であったという過去から、イエスが彼女の罪悪感や執着を取り去り、彼女を救うのが当然のことですし、救われたマリアもイエスの女弟子となり、イエスのためにその後の人生を捧げたという話のほうが、人の道に合っているのではないでしょうか。

 

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