6月13日、アメリカ上院エネルギー・天然資源委員会での公聴会において、バイデン政権の土地管理局(BLM)によるアイダホ州中南部の風力発電プロジェクト「ラバリッジ・ウィンド・プロジェクト」の承認が議論の中心となった。この計画は地元住民、七つの郡政府、および州議会からの強い反対を受けているが、6月7日にBLMが最終環境影響評価書(EIS)を承認したことで進展した。

 

  地元の声無視、BLMの判断に批判

 

アイダホ州共和党のジェームズ・リッシュ上院議員は、「アイダホ州の住民や労働者は、この計画について全く発言権を持っていない」と述べ、地元の意見を無視したBLMの決定を厳しく批判した。リッシュ氏は「私は180万人の怒れる住民を代表している。あなたに対して怒りを感じているのだ」と、BLMのトレイシー・ストーン・マニング局長に対して強い言葉を投げかけた。

 

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