昔々、森の奥深くに仙人が暮らしていました。ある日、仙人が食事をしようと腰をおろしたときのことです。突然、空から鼠(ねずみ)が落ちてきました。どうもカラスが落としたようです。仙人は鼠を家に入れ、お米を食べさせてやりました。

 

ある日、猫があらわれ鼠を追いかけ回しました。仙人は自分の可愛がっている鼠が食べられてしまうのではないかと心配になりました。そこで神通力をつかって鼠を猫に変え、もう他の猫に襲われないようにしてやりました。

 

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