中国発の訪日旅行ツアーに参加した観光客が無断で団体から離れ、行方不明になる事案が相次いでる。中国の旅行業界関係者によると、今年の5月と6月の間だけでも、十数件のツアーで離脱が起きており、「前例のない数字」だと指摘する。

 

  訪日中国人の逃走 広東発の大阪・京都ツアーに多く

 

オンラインに流出した文書によれば、日本の広州総領事館は中国11の旅行会社の訪日観光ビザの代理申請権を停止した。6月13日付で各旅行会社に送った書面通知によると、この措置は「中国人の訪日観光実施要綱」に規定された原則に基づくという。

 

行方不明者は特に、広東省発の大阪・京都6日間ツアーに多く、日本が中国人観光客の入国ビザを全面的に厳格化する原因となっていると、ラジオフリーアジア(RFA)が報じている。

 

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