日本時間19日未明に、ロシアプーチン大統領と北朝鮮金正恩総書記が会談を行い、「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結する見通しだ。北朝鮮の外交政策は、ロシアとの軍事協力が加速する一方で、中国共産党(中共)との関係は微妙なバランスを保とうとしている。この複雑な状況は、北東アジアの地政学的な緊張を一層高めていると考えられる。

 

ワシントン外交政策シンクタンクのスティムソン・センターの上級研究員、ジェニー・タウン氏は、北朝鮮がロシアとの関係強化を選んでいる背景には、深い軍事的および政治的動機があると指摘している。ロシアと北朝鮮は軍事力や国際的な支持において相互補完の関係にあり、北朝鮮はロシアを最優先の外交対象として見ているとされる。


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