6月6日、ワシントンで開かれた記者会見で、100人を超える医療専門家や団体が署名した声明「子どもを守る医師の宣言」が発表された。この声明は、性別に悩む子どもの潜在的な心理的問題に重点を置くべきだと訴えるものである。

 

声明は、保守的な米国小児科医師会(ACPeds)が主導し、性別に困惑している子どもたちに対する「性別肯定」への介入で生じる長期的リスクに警鐘を鳴らしている。具体的には、名前や外見を変える「社会的移行」、思春期を遅らせる薬、トランスジェンダーホルモン療法、そして性別適合手術が含まれる。

 

これに対して、声明は、うつ病、自閉症、不安障害、感情的なトラウマなど、潜在的な心理的健康問題に対する心理療法が、性別に関する悩みを抱える子どもにとって「第一の治療法」となるべきだと強調している。

 

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