アメリカの駐中国大使ニコラス・バーンズ氏は、マンハッタンのアジア協会での討論会で、アメリカが中国の隣国との同盟を強化し、ますます侵略的で抑圧的な政権に対処しようとしていると述べた。

 

バーンズ氏はクリントン時代を振り返り、当時アメリカが中国を世界貿易機関(WTO)に加盟させ、国際体制に組み入れることで中国に西側の価値観を受け入れさせようとしたが、現在の中国政権の行動が完全に異なる動向を示していると指摘した。

 

同氏は、中国政府が示す傲慢な態度、隣国への軽蔑、国内の人々への抑圧により、アメリカは対中政策を調整せざるを得ないと述べた。中国共産党政権の行動を直ちに変えることはできないが、周辺環境を変えることでその行動に影響を与えることができるとした。

 

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