今月3日、中国山西省沁県の県政助言機関の郭建宇主席(58歲)が路上で地元民に刃物で刺されて死亡した。

 

同氏は政府による強制的な土地収奪に伴う住民らの「強制立ち退き」を行うことが仕事だった。

 

殺害されたのはその「仕事」をめぐるトラブルがあったとみられる。

 

エポックタイムズ記者からの電話取材に対し、現地政府職員は「このような事件は以前起きたことがない」と述べいる。

 

容疑者の安(59歲、地元民)はすでに逮捕されているが、SNS上では「強制立ち退きの被害者であった容疑者への同情」の声が多く寄せられている。

 

中国では、地方政府による住民の土地の強制的な収奪が横行し、昔から大きな社会問題になっており、今も続いている。

 

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